一昔前はコンピュータのエンジニアになるためには、大学の工学部を卒業する必要がありました。
ですが、今はそんな時代じゃありません。
パソコンからスマホへと主力デバイスは変化していき、プログラムもサーバも誰でも簡単に作れる時代になっています。
もはや、誰でもシステムエンジニアになれる時代になっているのです。
就・転職するならITエンジニアしかない理由は誰でもなれるからですそんなこれからのIT業界で長生きしていくためには、どんな技術を身に着ければよいのでしょうか?
これからのIT業界を生き抜くための技術
最新のトレンド技術を身に着けよう
これから先IT業界で生きていこうと考えている人は、古臭い技術を学んでも仕方ありません。
未だに大学の工学部ではFORTRANを学んだり、会社の新人研修でC言語とかJAVAとかを教えてたりしますが・・・
そんな時代の流れに逆行するような技術を学んでも明るい未来は決して開けません。
確かに古い技術が今すぐ無くなるか?と言われればそんなことはありません。
こんな時代でもCOBOLのエンジニアが重宝されたりするのが現実だったりします。
でもね、これからITの世界でどんな技術がトレンドになるかわからないというのに、もうすでに廃れようとしている技術を身に着けても全く意味がないんです。
だからこそ、できるだけ最新のトレンド技術を身に着けるようにすべきです。
ピカタロウ
思えば10数年前、まだLinuxのシェアが少ない時代にLinuxの技術を学んでたから、今バリバリ現役でいられるのかもしれません。
どんな技術が必要になるのか?
最新トレンドでも具体的にどんな技術を身に着けるべきなのでしょうか?
プログラミングならJAVAよりもPythonでしょう。
データベースならもちろんOracleよりもOSS DB、PostgreSQLとかMariaDBとかね。
インフラならオンプレミスよりもクラウド、AWSとかAzureとかですね。
できるだけ最新で、数年後デファクトスタンダードになっていくような技術を学ぶべきです。
どんな技術が最新なの?
どんな技術が主流になるの?
そもそも今流行っている技術も、今廃れそうな技術もわからないんだけど・・・
自分では判断できないという人は、プログラミングやインフラスキルを学べるスクールに直接聞いてみてください。
スクールでは、最新のトレンドから将来のロードマップまでいろいろと指南してくれるはずです。
2つ以上のスキルを磨く
さらにこれから先長くITエンジニアとして生きていきたいと考えている人は、単一のスキルに縛られないようにすべきです。
- ボクはJAVAしかできません
- 私はC言語しかわかりません
- 自分はOracle以外できません
- 私はネットワークしかできません
- Windows以外わかりません
というような単一のスキルしかない人は、これから先仕事にありつけなくなるかもしれません。
実例を上げるとほんの10年くらい前、MovableTypeというCMS製品が世の中のスタンダードになった時代がありました。
CMSというのは簡単にウェブサイトを作ったり更新出来たりするツールなんですが、今このツールを使っているという話を聞くことはほとんどなくなってしまいました。
近年爆発的にはやっているのはWordPressという製品で、企業向けでなく一般の人でも利用しています。
このように流行の製品ですら、勢力図が変わった途端一気に廃れてしまうのがITの特徴でもあるのです。
そういう意味では、データベース業界で長らく主役を務めてきたOracleだって数年後どうなるかはわかりません。
だからこそ、Oracleだけでなく、OracleからPostgreSQLの移行もできるというような、複数のスキルセットを持っておくことが大事なんです。
大抵のシステムは、複数のサービスを組み合わせて構築されています。
単一のスキルしかないと、複数のサービスが組み合わされている時、対応できなくなり、プロジェクトに参画することすらできません。
複数のスキルを身に着けるためには、自分はコレしかわからないと決めつけずに、何でも好奇心を持って学ぼうという気持ちを持つことです。
まとめ
これから先IT業界で活躍したいと思っている人は、以下の2つを念頭に置いて技術を身に着けていくべきです。
- 最新のトレンド技術を学ぶ
- 1つの技術に絞り込まない