月曜日どうしても仕事に行きたくない人は会社じゃなくて病院へ行こう

システムエンジニアという職業をしていると、精神的にやられてしまう人をイッパイ見てきました。

無理をしなくていいのに無理しちゃう

頑張らなくていいのに頑張っちゃう

これは、そんな人向けのお話です。

会社へ行きたくない

サザエさん症候群

日曜日が憂鬱になる、いわゆるサザエさん症候群。

日曜日の特に夕刻近くなってくると、これで休みが終わってしまう、明日からまた仕事だと憂鬱になってしまう。

これって何も精神的に参っている人じゃなくても普通に誰にでもある症状だったりします。

仕事が楽しくて仕方ない!というような人はなり得ないのかもしれませんが、そんな人ってほとんどいません。

やっぱり土曜日、日曜日好きなことやって過ごしている方が気分的には全然楽、そんなものです。

ですが、月曜日になるとさすがにスイッチは切り替わる。

朝起きる時、特に今の時期はお布団が恋しくて起きるのも苦痛ですが、いざ起きてしまえば大丈夫。

子どもの朝食の準備をして、子どもを学校に送り出し、その後仕事へ向かう。

ここまでくれば仕事がイヤだなぁ、月曜日てイヤだなぁ、という思いは吹き飛んでいるもの。

ここでイヤな思いが吹き飛べんでしまうような人はまだまだ精神的には大丈夫なんでしょう

ですが、月曜日になってもまだやっぱりダメ。

  • どうしても仕事に行きたくない
  • 朝起きられない
  • 仕事場へ行く気力がわかない
  • 手が震えてくる
  • 着替える気力がわかない
  • 家を出られない

という方は一度そこで立ち止まってもいいのではないでしょうか?

ある後輩SEの話

私の後輩仮にNとしておきます。

後輩システムエンジニアのN君は、とにかく優秀な人材でした。

技術力は素晴らしく、仕事もきめ細かい。

顧客との折衝もできる、若手にしては本当に有望な人材だった。

ちょっと生意気なのが玉にきずでしたがw

そんなN君には本当に助けられた。

かなり苦しいプロジェクトも彼がいてくれたおかげでなんとか完遂することができた。

結局N君とは3年近く一緒のプロジェクトに従事しましたが、その後私たちは別々のプロジェクトに参画することになった。

N君ならほかに行っても大丈夫だろと全幅の信頼を置き、自分は目の前のプロジェクトに没頭した。

すると数か月もしないうちに会社からN君が休職することになったと連絡がきた。

へ??あのN君が休職??何があったんだ??

実はN君が重度のウツ病で倒れたんだそうです

N君は新たに配属されたプロジェクトは、どうみてもN君のスキルとはかけ離れたプロジェクトだった。

いや彼にはあのプロジェクトは厳しいよと助言したにも関わらず、会社側は売り上げ落ちるのを嫌い、手っ取り早くN君をそのプロジェクトに配属させてしまった。

自分のスキルに合わない仕事になんとかアジャストしようとしたN君だったが、1か月経っても2か月経っても仕事に慣れない。

元来まじめなN君は、アジャストできない自分をだんだんと責めるようになってきて・・・次第に仕事に行くのが憂鬱になっていった。

それでもなんとかなる、なんとかしなきゃという思いで仕事に行き続けたあげく、3か月目でギブアップ。

精神を深くえぐられたN君は、その後1年以上も社会に復帰することはできなかった

復帰後に二人で話をする機会があったんですが「あの時無理しなければ、この案件無理ですって早く白旗上げ解けばよかった。」

と早期での解決ができなかったことを悔やんでいました。

仕事を辞めた嫁の話

我が家の嫁も精神を患って仕事を辞めた。

嫁は出産後に医療事務として大きな病院に勤めだした。

大きな病院の患者数は1日最大1000人近く来るらしく、朝から晩まで点数を打ち続ける状態だったんだとか。

これまた生真面目な性格の嫁は、トイレに行くことすら、昼休みを取ることすら後回しにして仕事を続けた。

次第に定時では仕事が終わらなくなり、時には深夜まで残業するような日々。

家には小学校1年生の娘が一人で留守番していた。

子どもを一人で待たせているのに、帰りたいのに帰れない。

私が抜けると仕事が回らなくなるから。

と、小さな子供より責任という言葉を優先して仕事を続けた

私が早く帰宅できるときはよかったが、私もシステムエンジニアという仕事上残業の日も多い。

嫁も私も帰宅することが出来ないと、いつも小さな娘は一人で留守番。

あまりに帰りが遅すぎて、泣き疲れて寝てしまうこともあったくらい。

娘を一人にさせてしまっている後ろめたさを感じてはいたが、嫁がもっとも優先したのは責任感だった。

そんな猛烈状態で仕事を続けていたが、そんな全力疾走は長く続くわけがない。

長い下り坂をアクセル全開で飛ばしているようなモノ。

2年後には精神的にバランスを崩してしまい、仕事に行かなければいけないのに、起床することすらできないくらい衰弱してしまった。

結局、嫁もうつ病を患い仕事から離れることになった。

自分なんかいなくても会社は回る

仕事なんて会社なんてあなたがいなくても回ります

責任感なんて言葉は重たいだけで何の価値もないんです。

私が抜けると他の人に迷惑がかかる・・そんな意識も必要ありません。

仮に迷惑がかかっても仕事の配分を決めるのは会社側なんです。

自分が責任を感じる必要なんてないんです。

仕事に行きたくない。

どうしても会社に行きたくない。

休み明けがツラすぎる。

というとき、ここで我慢し続けるのは本当にキケンです

朝起きて、さぁ仕事行くぞ!と出かけられるうちは、まだ大丈夫。

月曜日に本当にキツイ、本気で行きたくないと思ったあなたが向かう先は、会社ではなく病院です

 

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