会社員が働きながら取得できる、その上で市場価値の高い資格は何か?
それは社会保険労務士資格一択かもしれません。
週刊ダイヤモンドの資格特集でも同様の記事がありますので興味ある方はご覧ください。
5大法律事務所に迫る「3大リスク」で弁護士の序列激変!西村あさひ、森・濱田松本… | 弁護士 司法書士 社労士 序列激変 | ダイヤモンド・オンライン https://t.co/mo9HuFOwIY
— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) November 13, 2021
なぜ会社員が働きながら取れる資格は社会保険労務士(以後社労士)なのか?
その理由を多忙なシステムエンジニアとして働きながら、社労士資格を取得した筆者が解説してみます。
目次
会社員でも獲れる難関資格
社労士が働きながらでも獲れる理由
社労士試験の合格率は例年6~7%前後(2021年は7.9%)、2015年は合格率わずか2.6%という毎年数万人受験する資格としてはかなり難易度の高い資格試験です。
そんな狭き門の社労士ですが、なぜ会社員が働きながらでも取得可能なのか?
その理由はこちらです。
- 会社員に身近な法律を扱う試験
- 全問マークシート
- 短期間の詰込み型学習が効果的
- 一発合格も可能
会社員に身近な法律
社労士試験の試験科目は以下になります。
- 労働基準法
- 労働安全衛生法
- 労働者災害補償保険法
- 雇用保険法
- 労働保険徴収法
- 労働法規に関わる一般常識
- 健康保険法
- 厚生年金保険法
- 国民年金法
- 社会保険に関わる一般常識
労働基準法や雇用保険などはサラリーマンとして働いていれば誰しも馴染のある法律ですし、当然健康保険・厚生年金も自身に関わる法律です。
その他、国民健康保険や確定拠出型年金など比較的身近な法律を学ぶ試験ですので、まったく会社員からすればまったく未知の領域が少ない試験と言えます。
全問マークシート
社労士試験は、2021年現在も全問マークシートで実施される試験です。
記述方式や論文形式の試験がないため、少ない学習時間でも対策の取りやすい試験方式なのです。
短期間の詰込み型学習が効果的
社労士試験は、前述したように全問マークシート方式のため、細かい数値の違いなど重箱の隅をつつくような出題が多くなります。
そのため、何年もかけてダラダラと学習するよりは、試験直前の数か月間短期間で集中して暗記する学習方法の方が効果を発揮します。
ですので、日頃忙しいサラリーマンでも対策しやすい試験なのです。
一発合格も可能
全問マークシート・短期間の詰込み型学習が効果を発揮するということは、一発合格も可能な資格なのです。
実際、毎年一発合格者も多く出ています。
ピカタロウ
自分の場合は、実質2回で合格しましたが、本気を出して勉強したのは2回目の試験だけでした。
なぜ会社員は社労士を狙うべきなのか?
なぜ会社員は国家資格を狙うのなら、社労士資格がイイのか?
その理由はこちらです。
- 働きながらでも合格可能
- 会社内での評価が高まる
- 転職に有利
- 独立開業も可能
- 副業でも活かせる
1に関しては、前述している通りなので割愛します。
会社内での評価が高まる
社労士は、労務・社会保険のスペシャリストですので、会社内にぜひ一人は置いておきたい人材です。
そのため社内での評価も高まり出世・昇給に直結する資格です。
ピカタロウ
行政書士や司法書士なども価値のある資格ですが、会社内で必要な人材か?となるとそんなことはありません。
不動産鑑定士や宅建などの資格も業種次第ではあまり会社内で価値を見出すことができません。
転職にも有利
当然会社内でも評価の高い資格ですので転職市場でも高い価値を発揮します。
中には「社労士資格必須」という求人案件もあるくらいです。
独立開業も可能
もちろん独立開業も十分可能な資格です。
若いうちから独立してしまう社労士の先生も多くいますし、中には定年退職後にこじんまりと事務所を構える先生もいらっしゃいます。
事務所を拡大するという野望を持つのもいいでしょうし、小さい事務所でひっそりと独立するというのも一つの選択肢です。
いずれにしろ独立可能な国家資格を所持してなければ話になりません。
ピカタロウ
例え社労士実務が未経験でも、事務指定講習という講義を受けることで社労士登録できる制度もありますので、不安に感じる必要はありません。
副業にも活用できる
最近では本業だけでなく、社労士資格を副業として活用する!という流れも加速してきています。
ピカタロウ
私も副業で社労士事務所を運営し、おかげさまでもうすぐ10年ほど活動させていただいています。
これからはリモートワークも多くなるでしょうし、社労士を副業で活用できる機会も増えてくるはずです。
社労士はキッチリと勉強すれば誰でも獲れる資格
以上のように、社労士は会社員が働きながらでも合格できて、しかも価値の高い資格なんだ!というコトを理解いただけたと思います。
ですが・・・
どんなに価値ある資格でも合格できなければ前に進むコトは出来ません!
「合格率6パーセントかぁ・・・」
「4万人受験して合格者2千人弱って・・・」
「難しい法律ばかりで自分には無理だよ・・・」
と、絶対に諦めてはイケません。
社労士試験は勉強さえすれば誰でも合格できる資格です!
ピカタロウ
実際自分もIT系の人間でしたので労働系の法律なんてチンプンカンプンでした。
試しに問題を解いてみましたが1問も理解できないほどダメダメでしたからねw
社労士試験は確かに難関資格ではありますが、キッチリと試験対策をして直前期に集中して勉強する時間を作ることができれば、十分合格圏内に届くはずです。
資格は合格しなければ何も始まりません。
最初から自分の可能性をつぶさずに、まずは最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
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