プログラムのステップ数って何?【エンジニア面談の効果的なアピール方法】

プログラマ、ITエンジニアがプロジェクトに提案される時、現場サイドで面談を行うケースは多いと思います。

ですが、多くのITエンジニアはこの面談があまり得意でない傾向があります。

現場面談で「ステップ数はどれくらいでしたか?」と聞かれたときどう答えればイイのか?

ステップ数の概念と共に面談の切り抜け方を解説してみます。

ステップ数と聞かれた時の答え方

そもそもステップ数って何?

そもそもステップ数って何なの?

ステップ数とは、コンピュータプログラムの規模を測る指標の一つで、何らかの意味のある処理を行っているソースコードの行数のこと。ソフトウェア開発の際の規模の見積もりや進捗管理などのために用いられることが多い。

e-wordより引用

ステップ数はプログラムのソースコードの行数のコトなんですが、単純に行数だけをカウントしたらコメント行や改行、変数定義なども含まれてしまいます。

ですので、多くのITプロジェクトでは以下のように考えるケースが多いようです。

ステップ数 = プログラムの処理件数

一つの出力処理を書いたら1ステップ、1つの分岐処理を書いたら1ステップという感じです。

ピカタロウ

ですが、会社によっては工数見積を算出する際に単純にプログラムの行数をステップ数と換算するケースもあります。

つまり、ステップ数っていろんな現場によって異なるあいまいな数値というのがIT業界の暗黙の了解になっているのです。

ステップ数と聞かれたときどう答えればイイのか?

プログラマ

それじゃ、そんなあいまいな数値を面談の場で聞かれたらどう答えればイイの?

確かにそんな疑問がわくのは当然ですよね。

何センチとか何時間とか明確な基準がない、あいまいな基準に対してどう答えればイイのか?

もし何ステップくらい書いてましたか?と聞かれたら、以下のような説明をするとイイでしょう

どの期間でどのくらいのソースを書いたか?

面談する側のプロジェクト担当者は、ステップの数とかソースコードの行数を知りたいのではなく、このエンジニアはどの程度の能力があるのか?を確認したいのです。

ですので、自分が担当していたプロジェクトでは、ステップ数という概念がなく、単純にプログラムの行数だけをカウントしていたのならば、「3か月で1万行のソースコードを開発してました。」

と回答すればイイのです。

別にステップ数という数で回答する必要はないんです。

ピカタロウ

業務経歴書やキャリアシートでは、プロジェクトでどんな立ち位置で仕事してきたのか?どんな能力があるのか?まで見ることはできません。

プロジェクト担当者は、経歴書では見えないもっと突っ込んだ具体的で詳細な部分が知りたいのです。

エンジニア面談で効果的なアピール方法

それではエンジニアが現場面談を乗り切るための効果的なアピール方法をご紹介します。

現場面談を上手に切り抜けるコツは以下の3点を明確にするコトです。

  1. 経歴を具体的に紹介する
  2. 詳細を説明する
  3. 聞かれたことに対して正確に答える

1、経歴を具体的に紹介する

自分の経歴はなるべくボヤかさずに具体的に説明すべきです。

例えばデータベースの構築案件を担当していたのならば、サーバ台数は何台か?OSのバージョンは?Oracleのバージョンは?というように可能な限り具体的に説明した方が相手に伝わりやすくなります。

「Oracleのバージョンは何を使ってました?」と聞かれた時、「バージョンまでは・・・」と即答できないと高い評価を受けにくくなります。

2、詳細を説明する

ココで言う詳細というのは、自分がプロジェクトで担当していた立ち位置の詳細を説明してほしいという意味です。

  • どの程度の規模のプロジェクトだったのか?
  • 設計から開発まで担当していたのか?
  • チームの中でどんな立場だったのか?
  • 緊急事態の際どのような動き方をしてきたのか?

この立ち位置の詳細を知ることにより、プロジェクト内のどの業務を任せるか?が決まってきますので、細かく伝えておくべきです。

3、聞かれたことに対して正確に答える

現場面談ではプロジェクト担当者はコミュニケーション能力を確認しています

前述したステップ数の話もそうですが、質問している内容に対してあまりにもかけ離れた答えが返ってくるようなエンジニアだと、使い勝手が悪いため敬遠される傾向にあります。

ですので、難しい言葉や知らない言葉が出た時に無理してひねり出す必要はありません。

聞かれた質問に対して正確に明確に答えることが出来ればそれで十分なのです。

まとめ

いくつになってもプロジェクトの面談というのは緊張するものですし、自分が思っていることの半分も伝えられないケースがほとんどです。

ですが、プロジェクトの面談を上手く切り抜けることができれば、自分の将来のスキルパスも大きく変わってきます。

面談はあまり緊張せずに自分がやってきたことを素直に正確に答えればイイんです。

難しく考えすぎると混乱の元ですので、前述した3つのコツを事前に把握してリラックスして面談に臨んでみてください。

 

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