Twitterをやっていると20代の若さでブログで数百万円稼いでいる人とか、ブログで脱サラして法人化しているようなスゴイ人たちがイッパイいます。
その中でも夢破れて撤退していってしまう人もいるんですね。
弱肉強食、光と影、インターネットは勝者だけが生き残れる情け容赦のない世界なんでしょうね。
アフィリエイトで独立って簡単なことじゃありません。
32歳まだまだやり直せます。https://t.co/9cyVz5Pcyr— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) November 9, 2019
たまたまこちらの記事を見かけたので、昔の自分を振り返ってみます。
20代、30代のニートとかフリーターとかの方々の多少でもいいから参考になればと思い書いてみます。
目次
システムエンジニアの道を選んでなかったら
挫折の日々
20代は底辺を這いつくばる日々だった。
まさに挫折続きのダメ人間とはオレのことと思うくらいw
- 就活失敗
- ギャンブル依存症
- ニートの日々
- 職を転々とするフリーター
- 努力もせず酒を浴びる日々
せっかく私立の大学を卒業させてもらったにも拘わらず、ロスジェネという言い訳で就職活動もろくすっぽせずに、親のすねをかじる日々。
毎日やることがなく、テレビのワイドショーにかじりつき、たまに行く日払いアルバイトのバイト代はすべてパチンコや競艇に消えていく。
ようやくバイトを決めてきても数か月どころか数日でバックレてしまい、またニートに戻る日々。
これこそ真のダメ人間。
このころから、自分の未来に希望を持つのをやめ始めたんだと思う。
底辺の心地よき仲間たち
そんなこんなで職を転々としてたどり着いたのが、底辺たちが集うバイト先だった。
- お笑いを夢見る奴
- 俳優になりたいとか語る奴
- ロックスターを夢見る奴
- レーサーになろうと頑張る奴
- 本気で株で生計を立てようと思っている奴
- 就職したけど3か月持たなかった奴
- 車だけが親友という奴
- ひたすらパチスロばかりやっている奴
- 毎日安い焼酎で酒浸りになっている奴
ちょうどロスジェネの同世代の底辺共が集まるコミュニティは居心地がよかった。
だって説教なんてしてくる奴はいない。
仕事を本気でやろうなんて思う奴もいない。
目の前の与えられて仕事だけこなして、あとは自分の楽しみだけに時間も金も全部使っちゃう愚か者ばかり。
ここがあまりにも居心地がよかったから社会復帰が遅れたんだろうけど、今考えるとモラトリアムな時期があったからよかったのかもしれないけどね。
社会復帰を目指したキッカケ
3つ離れた兄は、就職氷河期になる前にちゃっかりと逃げ切ることができたバブル世代の勝ち組。
兄はいわゆるFラン大学卒業だが、バブル世代のため就職先に困ることはなく、普通に名の知れた会社に就職し普通に結婚して家庭を築いていた。
土日になると兄は甥っ子、姪っ子を連れてよく家に遊びに来た。
フリーターでいつも暇なオレは常に甥っ子、姪っ子の遊び相手。
幸い子供に好かれるタイプだったオレは、甥っ子、姪っ子に懐かれ日が暮れるまで遊んでやった。
しかし、夜になるとオレのことが大好きだったはずの甥っ子も姪っ子もパパの元へと帰っていく。
当たり前なんだが、その頃からなんだかモヤモヤが止まらなくなってきた。
オレだってそろそろ結婚して子供の1人もいて幸せな家庭を築いていてもいい頃なのに・・・
周りのちゃんとした友人たちは、そろそろ仕事を任される立場になり、結婚して、子供を作って・・・
確実に人生のステップを登って行っている。
それなのにいつまでオレは足踏みなんだ・・・足踏みどころか穴を掘って地下に沈んで行っているじゃないか。
このままじゃカイジのように地下の組織に放り込まれ社会復帰できない人間になってしまう。
このままじゃ・・・このままじゃ・・・。
そしてシステムエンジニアの道へ
30歳を目前にしてようやく吹っ切れる決意ができた。
ダメな仲間たちから離れ、自分の人生を立て直す。
そのためには、コレという何か、技術を身につけなければダメだと思う。
だって同世代からは約10年間遅れをとってしまった。
今からスタートを切っても同世代は、すでに10キロ地点を超えてしまっている。
こいつらとまともに戦っても勝てるわけがない。
だからこそ「手に職」じゃないけれど、必要とされる技術を身につけなければ・・・
40歳を過ぎると昔ながらの「手に職」の貴重性をしみじみ感じる。
誰でもできるような仕事しかできないと転職市場でも買い叩かれ会社辞めることすらできなくなるのよ。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) November 9, 2019
そう思ってシステムエンジニアの道を選んだ。
そのあたりの紹介はこちらをご覧ください。

50歳が見えてきたこの年になってようやく思う。
あの時システムエンジニアの道を選んで本当に良かったと。
ニート・フリーターの方々へ
ニート・フリーターという生き方が悪いわけじゃない。
今の時代、ミニマムな生活であればがむしゃらに働かなくたって十分食っていける。
ただ、少しでも今の自分に疑問を感じている。
周りの奴らが眩しく見える。
そんな気持ちが芽生えているのであれば、思い切った一歩を踏み出してみてほしい。
そしてその一歩は、できるだけ早い方がイイ。
オッサンだからこそ思う。
もう少し早く動いていればもっと可能性は広がったのに・・・
でも、逆に言えばあの時動いていなかったら・・・と思うと正直ゾッとする。
踏み出すための一歩は何でもいい。
何もできないんだったら何かをやめてみるでもイイと思う。
数年後、数十年後に「あの時やっておけば・・・」、と思わなくて済むように今一歩を踏み出してほしい。
世の中捨てる神もあれば拾う神が確実に存在しますので。
