石の上にも三年という古いことわざは現代でも使用されます。
特に新入社員や若い社員に対して上司や両親などから助言される言葉です。
せっかく入社したのなら最低でも3年は頑張ってみろ！
という言葉を聞きながらも多くの若者は3年持たずに会社を去っていきます。
そんなん仕方ないんです。
入社してみたら想像以上のブラック企業だったとか、モンスターのような上司がいただとか、精神的に病んでしまったとか、面倒くさくなったとか、若いうちは我慢が出来ないんです。
だから3年持たずに会社を辞めても仕方ない。
でも、もしあなたがIT業界のエンジニアとして入社したのなら、3年辛抱してみましょう。
すると、自分だけじゃなく周りの見る目が一気に変わっていますので。
IT業界で勝ち組になるには？
3年経験
IT業界は慢性的な人材難。
今のご時世、パソコンを使って仕事をしたことがあるというだけの人でも入社してほしい。
喉から手が出るほど人が欲しいんです。
そんな状況ですので、20代から30代前半で3年も経験があったらもうモテモテです。
転職サイトに登録すればオファーが止まないでしょうし、転職フェアに行けば各ブースから声がかかり、スカウトメールもバンバン飛んでくるはずです。
たった3年で？と思うかもしれませんが、3年経験のしかも若手となると相当なレアキャラです。
でも3年経験と言ってもオペレータとか、テスターとか、監視みたいなことしかやってないんだけど！
なんて自分を卑下する必要はありません。
それでも立派な経験者。
3年で十分なのです。
会社は辞めたい
確かに3年我慢すれば経験者になれるし、モテモテになるのはわかった。
でも今の会社のブラックぶりには耐えられない、今の上司とあと3年も一緒にいるのは限界だ！
というのならさっさと辞めて他の会社に行っちゃいましょ。
IT業界のほとんどは派遣会社です。
業界未経験者の募集も活発化してますので、年齢さえ若ければいくらでも転職先はあります。
でもあんまり経歴を汚したくない。
というのであれば、純粋な登録型の派遣に切り替えるという手もありでしょう。
若いうちは派遣でIT業界を転々とし、数年経験を積んでから正社員としての転職先を探す。
このパターンであれば、経歴を汚すこともありません。
派遣での就業であれば、プロジェクトを転々としても全く違和感ありません。
会社をコロコロ変えたくないという人は派遣という選択肢をチョイスしてみるといいでしょう。
まとめ
会社に入社した以上3年は勤めなきゃ！なんて古臭い考えはもう破棄してしまいましょう。
会社での積み重ねではなく、システムエンジニアであれば経歴の積み重ねがとても大事です。
この会社に長く居続けても未来がない！と思ったのであれば、所属会社はアッサリと見切り、新たな会社で経歴を積み上げればいい。
3年から5年もIT業界のエンジニアとしてキャリアを積み上げれば、その日からあなたの未来は変わります。
売り手市場の中の最高峰に君臨することが出来るでしょう。
これぞまさに勝ち組です。
