ITエンジニアとして長く働き続けるための5つの心得

今ITエンジニアは、空前の売り手市場。

各社奪い合いのモテモテ状態。

でも本当にモテモテなのはごく一部の上級エンジニア。

経験年数5年以上で若手ならかなりモテモテ。

ベテランでも10年以上の経験があれば相当モテモテです

ですが、そんなモテモテ状態になるには最低でも3年から5年以上のキャリアを積む必要があるのです。

だけどみんなそこまで持たずに辞めてしまう。

モテる前に辞めちゃうのです

ここでは、長くITエンジニアとして働くための心得をお伝えします。

ITエンジニアとして長く働くための心得

ストレス耐性を身に着ける

ITエンジニアを辞めてしまう人の多くは精神的にやられてしまう人です。

IT業界って確かにストレスのたまる場所なのは間違いありません。

  • 劣悪な業務環境
  • 迫る納期
  • 年々高まる要件
  • 顧客からのプレッシャー
  • 上司からの圧力

人間関係などなど

こんなストレスを浴び続けるのなら辞めた方がいい。

他の業界へ行った方がいい!

とみんな逃げだしてしまうのです。

モテモテになる前に。

エンジニアを長く続けるためにはストレス耐性をつけることが最も大事

それには、適度な鈍感力とあきらめが必要です。

まずは鈍感力。

納期とか要件とかプレッシャーとか、適当に受け流すくらいで丁度いいのです。

納期はマスト・・・なんだけど燃え上っているときはちょっと遅らせてくれることもある。

上司と一緒に頭を下げれば見逃してくれることもある。

自分の責任だと思い込まないことです。

納期がちょっと守れなくても、命までは取られることはない。

まぁいっか、くらいの鈍感力。

ちょっとソースコード間違えてた、てへぺろくらいの適度な鈍感力はとても大事です。

もう一つは人間関係。

アドラー心理学では、すべての悩みは対人関係にあるとされていますが、確かにそうかもしれません。

すべてのストレスは人間関係なんです。

特にITのエンジニアなんてコミュ障ばっかりw

まともな奴なんてごくわずか。

そんな奴らとガチンコで向き合ってはいけません。

こちらも適当に受け流す。

適当にあしらっておかないと、ガチでからんでたらやってられない。

こいつらみんなバカ!くらいの軽い気持ちでエンジニアとは付き合った方がいいのです。

低い給料に耐える

ITのエンジニアって高給取りのイメージってまだあるんでしょうか?

入社して愕然とする人が多いんですが、未経験のエンジニアなんてそりゃ薄給です。

最初の3年間くらいは本当に悲しいくらい薄給ですが、そこで腐ってはいけません。

薄給でも5年も耐えていれば、一気に挽回するチャンスは訪れます。

5年たっても給料上がらないのなら、さっさと転職しちゃいましょう。

転職市場に自分を売り込みに行けば、確実に収入は上がります。

だから最初の数年は諦める。

安い給料を受け入れる気持ちが大事です。

理想を捨てる

ITエンジニアの仕事ってこんな感じなんだろう?

とか、こんな世界なんだろう。

とか、もっとこんなシステムの設計や構築に携わりたい。

だとか、そんな理想は捨てましょう。

自分のスキルにマッチした、目の前のプロジェクトを淡々とこなせばいいのです。

理想通りの案件なんて絶対に訪れません。

やりがいのあるプロジェクトなら大体炎上してデスマだし、つまらないプロジェクトならスキルは上がらないし退屈なもの。

でもそれでいいんです。

理想なんて持つから疲れちゃう。

身の丈に合ったプロジェクトを淡々とこなしていれば、長く続くものなのです。

身体を鍛える

ITのエンジニアも体が資本。

まず座ってばかりいるからいろいろとやられます。

肩、腰、お尻。

肩こりはエンジニアの職業病。

腰痛もエンジニアには付き物。

そしてお尻の病もずっと座っているエンジニアに付きまとう悪夢です。

これらの病にならないように、ずっと座ってばかりじゃなく適当に席を立ちながら働く。

Googleでは立ちワークも取り入れているらしいです。

座ってばかりじゃなく、意識して体を動かしましょう。

週末には運動をするように自分の身を守る努力も大事です。

最新技術に興味を持つ

最新技術に興味を持たないと、ITのエンジニアはどんどん遅れていきます。

レガシーな技術の案件ばかりでも、常にトレンドは意識しておかなければいけません。

別に実務で使わなくてもいい。

エアでもいいし、書籍だけ、ネットだけの知識でも十分。

新しい技術への探求心がなくなるとエンジニアとしてはやっていけなくなってしまいます。

長く同じ業界にいるためには、止まっていてはいけません。

以上、ITエンジニアとして長く勤めるための5か条でした。