ブラック企業が当たり前な数字的理由

ブラック企業という言葉は完全に定着しましたが、定義となるとまだあやふやですね。

違法行為をしている会社なのか、セクハラ・パワハラが蔓延している会社なのか。

てゆーか、みんな自分の会社はブラック企業だと思っているかもしれません。

ですが、会社なんてほとんどブラック企業と考えてイイでしょう。それはなぜか?

日本の大半はブラック企業

なぜブラック企業が多いのか?

ブラック企業の定義があやふやだと言いましたが、こんな企業はどうでしょうか?

  • 残業一切なし、もちろんサービス残業しなきゃならないほど業務量多くない。
  • 上司からのパワハラ皆無。
  • 給与は良い。しかも昇給もあり。
  • 福利厚生もしっかりしている。
  • 育休も取りやすいし復帰しても仕事がちゃんと用意されている。
  • 有給休暇も取りやすい

こんな企業をブラック企業という人はいないでしょう。

ですが、現実こんな会社ありませんし、あるにしてもごく一部の大企業です。

総務庁「事業所・企業統計調査」によれば、中小企業数(会社数+個人事業者数)は、約432.6万社です。全企業数に占める割合は99.7%です。同調査によれば、中小企業の会社数は約150.8万社です。全会社数に占める割合は99.2%です。 中小企業庁より引用

この通り、日本の90パーセント以上の会社は中小企業です。

中小企業には、大企業みたいにゆとりが無い。

なので多少はブラックになるのも当たり前なんですね。

中小企業だってみんなを定時で帰らせてあげたいが、人手不足なんだ多少の残業はしゃーない。

上司だって学歴が無くて叩き上げで成り上がった人なので、多少のパワハラはしゃーない。

給与なんて大企業ばりにあげていたら倒産しちゃうので、安くてもしゃーない。

福利厚生だって・・・

てな具合に世の中の90パーセント以上の会社は、ゆとりなんて皆無です。

社長、取締役、管理職、一般社員みんなが束になって働かないと会社自体が生きていけないんだよね。

なので、ブラック企業が嫌ならば、ごく一部の大起業に勤めるか、公務員になるしかないんです。

世の中ブラック企業が当たり前と思っていれば、ブラック企業でもなんとかやっていけるようになります。

ですが、そんなブラック企業に全てを捧げる必要はありません。

中小企業は人材不足です。あなた一人いなくなるだけで大変なんです。

なので、自分の範囲だけしっかりとこなし、少ない給与の部分は副業して稼ぐ!これが正しい社畜スタイルです。

 

 


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