【要注意】有給休暇計画付与を悪用する会社への転職はヤバい!

有給休暇の計画付与とか有給休暇取得奨励日を利用する会社は増えています。

ドトールコーヒーも有給奨励日を採用して話題になってますね。

最近は、有給休暇の計画付与というルールを悪用する会社もありますので、転職する際は十分注意してください

  • 有給休暇ルールの悪用って?
  • 有給休暇の計画付与って何?
  • 転職する時どんなことに気をつければイイの?

そんな方向けのメッセージです。

有給休暇制度のルール

そもそも有給休暇って?

有給休暇というのは、ザックリ言えば会社に入って半年働けば誰でも貰える休暇制度です。

誰でも貰えるというのが大事で、正社員に限らずアルバイトだろうがパートだろうが、誰もが半年働いてほぼ休まずに出勤すれば貰えます。

もらえる日数は勤務体系によって違うんですが、基本毎日会社に行くいわゆる正社員なら半年で10日間休んでも給料が減らない日を貰える

これが有給休暇です。

もっと細かい情報は、他の社労士先生のブログなどで確認してくださいw

ここでは本題ではないので詳細は省きます。

有給休暇の計画付与って何?

でここからが今日の本題。

計画付与って何なの?というお話

有給休暇は、長く会社に勤めて6年半経過すると法律上はMAXの日数付与されることになります。

MAXというのは1年で20日です。

ですが、有給休暇には計画付与という制度があり、年間5日以外の日は会社が決めた日に取らせることができるんです

仮に20日間貰える人なら、年間15日は会社が決めた日に休みを取らなきゃイケない!というルールを作るコトができるということ。

もちろんその制度を採用するには、労使協定という経営側と労働者側の合意が必要なんですが、大抵の会社は労使協定なんてあってないようなモノで・・・

社員の代表者がハンコを押せばその制度に合意したと同様になっちゃうんですね。

そもそも計画付与というのは有給の取得を推奨するために、夏休みにもう1日プラスしたり、祝日の中日に会社が指定するのが目的なんですが・・・

中にはこの制度を勝手に解釈しちゃう会社があるのも事実なんです

計画付与を逆利用

まず労働基準法では、以下の絶対的原則があります

  1. 1日8時間を超えて働かせてはならない
  2. 1週40時間を超えて働かせてはならない
  3. 4週に4日は休みを与えなければならない

コレがあるから多くの会社は週休2日制なんですね

どういうことかと言うと、大抵の会社は朝9時ごろから夜18時ころまでの勤務です。

1日8時間で5日間働けば、上記の2の時間に引っかかってしまう。

だから労働基準法では、休みは4週に4日、つまり休みは週に1回でいいのに週に2日休ませないと上限時間を超えてしまうのです。

でも、労働基準法では1日8時間勤務なら週に2日休ませれば問題ないんです。

てことは・・・

国民の祝日を休暇にしなければならないとは法律では決めていないってコトです

こちらは2019年10月のカレンダーですが、10月14日と10月22日の国民の祝日は会社として出勤日としてしまっても法律上は全く問題ないんです。

この国民の祝日とか土曜日とかを出勤日として、この日を有給休暇の計画付与として、勝手に有給休暇を消化してしまう会社も少なからずあるんです

このやり方は法律上問題はないんですが、厚生労働省の見解にもある通り決して好ましい形ではありません。

労働基準法が悪いという意見もありますが、コレは明らかに会社側の法律の解釈が誤ってるといってもイイと思います。

転職時の注意事項

転職した後、会社の休暇制度がこんなんだったんだ・・・

と後悔しても後の祭りです。

そのためにも転職の面接では、会社の休暇制度に関して確認しておくことを強くススメます

中には転職でいきなり休みの質問をするのはよくないという意見もあるようですが、休暇制度は自分に直接跳ね返ってくるものですので、自分は聞いておくべきだと思います。

質問としては以下のことを聞いておくとイイでしょう。

  1. 有給休暇の取得状況は?
  2. 有給休暇が付与される時期は?
  3. 会社独自の特殊な休暇制度は無いか?

あくまでも「入社前に御社の休暇制度をお尋ねするのもどうかと思うのですが・・・」と前置きは入れておいた方がいいですけどね。

転職後に後悔しないよう休暇制度には十分気を付けてください。

【転職のリアル】40代転職で失敗しないためのマニュアル