AIとかIoTとかRPAとか、そんな言葉が世に出始めて数年経ちましたが・・・
今のところ社会に劇的な変化はないようです。
自動運転の車は街中を走っていませんし、無人のコンビニはまだ近所で開店していません。
とはいえ、確実に20年後、30年後社会は変わっていくはずです。
数十年後どうなってるかなんて誰にも分りません。
ですが、数十年後確実に機械に奪われる仕事を選んでしまったら負け組確定です。
20年後機械に奪われる仕事
某カジュアルウェアショップの店員
知人の22歳の男性が大手カジュアルウェアショップの店員としてこの春就職することになりました。
彼は大学1年生のころからそのショップでアルバイトをしていて、そのままの流れで就職を決めたんだそうです。
就職を決めたというか・・・
この超絶売り手市場の中にもかかわらず、彼はろくに就職活動をすることもなく、ただ面倒くさいからという理由で、アルバイト先にそのままなし崩しに社員として雇ってもらったみたいです。
両親や兄弟から「もっと自分の将来を真剣に考えろ」と厳しく言われたようですが、右から左へ聞き流していたみたいですね。
まぁ若い頃、就職活動に失敗しニートやってた自分にとっては社員として働いている時点で十分だと思うけど・・・
大手カジュアルウェアショップの店員なんて、未来がないのは火を見るよりも明らかですよね。
スーパーもショップも深刻な人手不足に悩んでいます。
そのため、大手は無人レジ化の進化に大量のリソースを投入しています。
機械でレジが出来れば、人件費も不要ですし、人材を確保するための費用も不要です。
実際無人レジは一昔前より確実に進歩が進み、さらに精度は上がっていくでしょう。
そうなればショップ店員なんて必要ありません。
もちろん完全無人というのは難しいかもしれませんが、正社員待遇で高いお金を払ってお願いするような仕事はお店には無くなっていくでしょう。
まだ22歳の若き青年がそんな未来のない仕事選んでしまったら・・・
負け組確定です。
実際に機械に取って代わった仕事
数十年前人に仕事が機械に変わっていく生々しい光景をいくつも目にしてきました。
世界一乗降客が多いと言われる新宿駅。
今ではすべて自動改札機に切り替わっていますが、数十年前はあの改札に人が立って切符を切っていたんです。
今の若い世代には信じられないでしょうが、1日350万人近くが利用する切符や定期券を人の目ですべてチェックしていたんです。
あの光景を見た時、あ~機械を操作する側の人間にならないといつか仕事は無くなるな。。。
まだIT業界に入る前の出来事でしたが、今でも強烈に印象に残っています。
実際に機械に変わった仕事なんて他にもいくらでもありますよね。
- 高速道路の料金所
- レジ
- 電話の受付
- 印刷の活字選定
- 役所の書類提出
- 工場のライン
- 回転ずしの寿司職人
これから先他にも機械に取って代わる仕事はいくらでもあるでしょう。
機械でも出来る仕事を若いうちに選定したら、その時点で人生詰んでしまうかもしれません。
ITエンジニアになるべき
この先数十年も無くなることがあり得ないのがITの仕事です。
むしろこれから先、人力の仕事を無くすためにITの力は欠かせないキーワードになっていくはずです。
機械にもできる仕事を選ぶのなら、機械を作る側の仕事を選ぶべきなんです。
2030年には、ITエンジニアは79万人不足すると言われています。
今からITのスキルを身に着けておけば、ITエンジニアは、数十年後貴重な戦力になることは間違いないんです。
システムエンジニアとかプログラマなんてちょっと勉強すれば誰にでもできる仕事です。
将来安定した仕事がしたいと思っているのであれば、できるだけ早いうちにプログラミングスキルを身に着けて、IT業界に飛び込みましょう。