プログラマ・ITエンジニアは年収600万円余裕ってマジ?【回答:余裕です】

プログラマ・ITエンジニアは年収600万円余裕ってマジ?【回答:余裕です】

プログラマなら年収600万円余裕ってマジですか?

というTweetが流れてきました。

結論から言ってしまえば余裕です

ピカタロウ

年収600万円程度ならそれほど頑張らなくてもアッサリ届くのがプログラマ・ITエンジニアという仕事です。

本当にプログラマになれば年収600万円くらい余裕で稼げるのか?

実例を交えて解説してみます。

プログラマの年収

年収600万円ってどれくらい?

まず年収600万円ってどの程度なのか?

  • 賞与なしの場合、月収なら50万円×12か月で600万円。
  • 賞与4か月分の場合、月収38万円×16か月で608万円。

一般的な中小企業の給料から見ればかなり高額に感じるかもしれません。

ですがIT系のエンジニアの価格はここ数年ますます高騰していますので、この程度の収入はぶっちゃけ当たり前の値段になっているのです。

ピカタロウ

筆者(ピカタロウ)は中小企業勤務ですが、長いこと採用担当も兼務しています。

その経験から、30代、40代の脂の乗り切った層は求人をかけると年収600万円以下では採用できないほどハードルが高くなっています。

それだけ年収600万円という数値はプログラマ・ITエンジニアならば、当たり前にクリアするハードルとなっているのです。

プログラマの年収実例を紹介

こちらにプログラマの年収のわかりやすい例をご紹介します。

正社員だと賞与の都合でわかりにくいので、個人事業主を例に出します。

例1)55歳のおばさんプログラマ

月額固定契約:60万円×12か月=年収720万円

例2)45歳のおじさんプログラマ

月額固定契約:70万円×12か月=年収840万円

例1のおばさんプログラマは、VBというちょっと古臭い言語しかできません。

ですが、まだまだVBを使って作られているプログラムはいくらでもありますので、仕事が途絶えることがありません。

一方、45歳のおじさんプログラマ元々CとかJAVAのプログラマだったんですが、最近はプログラミングよりも、サーバ・ネットワークを中心に活動している技術者。

一度うつ病を患い一線から退きましたが、そんな期間があっても復帰すれば年収800万円を超える金額で契約できるのです。

個人事業主なので年金や健康保険を支払う必要がありますが、正社員でも天引きされるので同じこと。

ちなみにこの人たちはピンキリで言えば真ん中くらいです。

中にはもっと稼いでいる人たちもイッパイいます(もちろん稼げていない人もいますがそれに関しては後述します)。

これがプログラマ・ITエンジニアのリアルな収入です

なぜプログラマは稼げるのか?

プログラマ・ITエンジニアが稼げる理由は、一言で言ってしまえばITの需要が多い割に、人材不足で追いついていないというのが理由です。

大手SIerと呼ばれるIT仕事を請け負う会社は、毎年増収増益を積み重ねていますが、それでもすべての仕事を請け負うことができません。

なぜなら人が足りなくて請けたくても請けられないからです。

ピカタロウ

ITの仕事してると「いい人いませんか?」は日常の挨拶のようになってますからね。

もっと日本にITエンジニアが数多くいれば、大手企業の売上は上がりプログラマ、エンジニアの年収もさらに上がっていくはずです。

ちなみに、大手SIerがプログラマ・エンジニアに発注する際の金額の相場をご紹介します(もちろん会社によっても違いますのであくまでも目安程度です)。

あるIT企業では、ベテランの有能なシステムエンジニアであれば、月額150万円以上で契約オファーを出します。

経験5年以上あれば、月額80万円以上の契約オファーが入りますので、そこそこの経験値でも高い年収を稼げるようになるんです。

とはいえ、誰でも600万円以上稼げるという訳でもありません。

中には年収300~400万円程度で止まってしまう人がいるのも事実です

なぜそんな格差が存在してしまうのでしょうか?

なぜ稼げないプログラマが出てしまうのか?

これだけ条件が整っているのに稼げないプログラマもいますが、その理由は以下のようになります。

1、数年で辞めてしまう

プログラマ・エンジニアの価値を大きく左右するのは経験値です。

優秀か?優秀じゃないか?企業側からすれば雇ってみないとわかりませんので、もっとも優先的に見る指標値は経験年数になるのです。

だからプログラマ・ITエンジニアを志したのであれば、石にかじりついてでも5年以上は続けるべきです。

今までIT業界から去っていく人たちを数多く見てきましたが、彼らの多くは3年以内給料が上がる前に辞めてしまうのです。

5年我慢すれば明らかに周りの景色が変わります。

まずは続けてみることが何より重要なのです。

2、経験値を積み上げてない

1で説明したように大事なのは経験値。

それなのにコロコロとスキルを変えてしまう人はなかなか稼げるようになりません。

例えば「今JAVA言語を使って開発しているが、自分はPHPで開発がしたい」と言っていたからPHPに切り替えたのに、数年後やっぱりPythonがいい。

というように、流行の言語を追いかけてコロコロスキルチェンジしてしまうと市場価値は高まりません

コレと決めたスキルがあるのであれば、専門家と呼ばれるようになるほど突き詰めた方が評価は上がります。

3、市場価値よりもやりたいことを取ってしまう

以前JAVA言語での開発経験10年というプログラマが、スキルをリセットしてLinux系のサーバエンジニアになりたいと転職した人がいました。

JAVAのプログラマであれば、年収600万円なんか楽勝なのに、スキルをリセットしてしまうとまたゼロから積み上げなければいけません

もちろんサーバエンジニアとはいえ、ITでの経験はあるからゼロとまではいいませんが、年収で言うと300万円台からリスタートになるのは否めません。

やりたいことは確かに大事ですが、市場価値を見極めて今やっていることを好きになる努力をした方が年収はよくなります。

4、出世を拒否する

IT企業でサラリーマンとして年収を引き上げたいのならば、出世から逃れることは難しいと考えてください。

管理職になると面倒なことも増えるかもしれませんが、会社としては経験を積んだITエンジニアにはもっと活躍の場を広げてほしい。

だから管理的立場も要求します。

その見返りとして高い収入を得ることができるようになります。

普通の会社にいるのであれば、平社員のままでは給料は上がりません。

管理職がどうしてもイヤだという人はフリーランスになるか?稼げる会社に転職するの二択になります。

5、稼げない会社に勤めている

中には会社の経営状況が悪く、能力は高いのに稼げないプログラマという不遇な人もいます。

何年も会社に貢献してスキルも経験も積み上げているのに給料が上がらない。

そう感じているのであれば、すぐに転職するなりフリーランスを目指すなり行動を起こすべきです

稼げない会社にいても給料が上がることは期待できません。

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6、スキルアップしないプロジェクトに居続けている

ITの仕事といっても多種多様な仕事があり、その中には全くスキルアップに繋がらない仕事も多数あります。

サーバ監視とかオペレータとかテスターとかデータセンターのアテンドとか。

IT業界に未経験で入った時は、経験を積むためにこの手の仕事に回されることもよくあります。

ですが、ある程度年数を重ねたらこのようなスキルアップしない仕事をいつまで続けていても自分の為にはなりませんし収入も上がりません。

この手の仕事って簡単で楽なので、ついつい長く居続けちゃうエンジニアも多いのですが、その仕事続けるということは収入増を諦める!

ということですので、早めに見切りをつけることをおススメします

プログラマで稼げるようになるにはどうすればいいのか?

もし、この記事を読んでいただいてプログラマ・ITエンジニアに興味を持ったのであれば、スキルを身に着けるために行動することをおススメします

プログラマ・ITエンジニアなんて誰でもできる仕事です。

職歴も学歴も一切関係ありません。

ゼロから学んでみる気持ちさえあれば、だれでもIT業界で働くことができますし、数年積み上げればそれなりの年収に到達することができるはずです。

とはいえ、知識ゼロの人が独学でスキルを身に着けられるほど甘い世界ではありません。

ピカタロウ

筆者(ピカタロウ)もITスキルを身に着けるためにITスクールで学びなおしました。

約20年ほど前になりますが、あの時自分に投資をしてスキルを身に着けてよかったと心から感じています。

ITスキルを身に着けることは、将来に向けた自分への投資と考え初心者でも基礎から学べるITスクールでスキルを身に着けてみてはいかがでしょうか?

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