粉瘤(ふんりゅう)の除去手術を受けてきましたので、その体験談をお伝えします。
そもそも粉瘤(ふんりゅう)って言葉もよく知らなかったのですが、早い話がコブのようなデキモノです。
最初は小さいニキビのようなデキモノが次第に大きくなり、ひどくなるとゴルフボールくらいまで大きくなってしまうようです。
粉瘤(ふんりゅう)が大きくなった経緯と手術の詳細などを細かく書いてみます。
医療の専門家ではありませんので、あくまでも粉瘤(ふんりゅう)除去手術の体験談を元にお伝えします。
粉瘤(ふんりゅう)や小さなデキモノに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
目次
粉瘤(ふんりゅう)除去日帰り手術の体験談
粉瘤(ふんりゅう)っていつからできた?
粉瘤(ふんりゅう)ができたのは、正確には覚えていませんが多分15年以上前だと思います。
ゴルフだったか?旅行だったか忘れましたが、お風呂場の脱衣所で友人から・・・
「背中にニキビみたいなのできてるよ!」
と言われて初めてその存在に気づきました。
鏡で見てみると確かに背中の左側、肩甲骨のちょっと横あたりにニキビのようなデキモノができていました。
当時大きさは直径で数ミリ程度、膨らみも遠目だとわからないくらい。
ニキビなら芯を出しちゃえばイイや!と爪で押してみると白い油のようなモノがニュ~~と飛び出してきましたw
脂の塊なのか?垢なのか?
その白い物体の匂いを嗅ぐと・・・腐ったアブラのようなイヤな匂いがしたのをよく覚えています。。
粉瘤(ふんりゅう)はどのくらい大きくなった?
そのニキビのようなデキモノは、しばらくは大きくなりませんでした。
お風呂場で気付くたびに芯を出して、出してしまえばしらばらく目立たないという繰り返しでした。
ところが、デキモノの存在に気づいてから10年くらい経ったころ、芯を出しても出しきれないような状況になってきました。
芯を出してるのにデキモノの周りがジンワリと膨らんできて、年々そのデキモノは目に見えて大きくなっていったのです。
出来た頃は数ミリ程度だったデキモノは次第に大きくなっていき、除去手術を受ける直前は直径で3cm程度、膨らみは5ミリくらいになってました。
シャツの上からでもボタンのようなデキモノがわかるようになってきて、ピンポン玉の先が顔を出しているような感じになってました。
さすがに心配だから除去手術に行ってこいと嫁からしつこく言われるようになり・・・
ほっといても大丈夫かな?とも思ったのですが、これ以上大きくなるのもイヤだし、悪性の腫瘍だとイヤなので、重い腰を上げて除去手術を受ける決意をしました。
粉瘤(ふんりゅう)除去手術病院選び
でも・・・そもそもこのデキモノの除去手術ってどこで受ければいいの?
街の皮膚科じゃそんなんやってないだろうし、どうやって調べればいいんだろ・・・
と、悩んでいたところ、そのデキモノは粉瘤(ふんりゅう)と呼ぶことを嫁に教えてもらい、粉瘤(ふんりゅう)で検索をかけてみました。
すると、粉瘤(ふんりゅう)除去手術を専門でやってるクリニックがイッパイできています。
いくつかネットで検索して内容を見比べて、その中の1つのクリニックで除去手術を受けることにしました。
粉瘤(ふんりゅう)除去出術の詳細
粉瘤(ふんりゅう)除去手術の詳細をお伝えします。
診察は?
クリニックを事前に予約し、受付から診察室に通されました。
ネットカフェのブースくらいの狭いスペースの診察室には、医者とパソコンと小さな機器が配置されてるだけ。
診察室に入ると医者はデキモノができた経緯など一切聞くことなく、患部の場所だけを単刀直入に聞き出し、そのデキモノを超音波装置のようなもので診察しました。
粉瘤(ふんりゅう)で間違いないですね。手術は今日やりますか?
は、はいお願いします。
では、受付で同意書に記載してください。
はい・・・。
なんとわずか1分くらい診察は終わり手術という流れになってしまいましたw
手術の内容は?
手術をする前に血液検査をするらしく採血をします。
今考えるとコレが一番痛かったかも・・w
採血が終わると上半身裸になりベッドにうつ伏せになります(自分の場合は患部が背中だったので)。
ベッドと言ってもよく健康診断で使うような簡易的なベッドです。
数分後医者がやってきて、術式を説明されます。
ピカタロウ
自分の場合は、患部を5ミリ程度切るというか穴をあけて、そこから中身をくり抜く方法とのことでした。
術式が説明されるとイキナリ手術に入ります。
まずは患部の周りをチクチクと麻酔をかけていきます。
ピカタロウ
手術前に麻酔がよっと痛いと聞いてましたが、針で軽くさされてるくらいの痛みでした。
麻酔が終わると、すぐに本丸の手術が始まります。
麻酔が効いているので切られているのか?中身を抜かれているのか?ほとんど感覚はありませんでした。
はい取れましたよぉ。見てみますか?
はいお願いします。
摘出したブツを見せてもらいましたが、白いものと血が混ざったアサリのむき身のような感じでしたね。
手術の時間は?
手術時間は、採血を含めても15分程度です。
ホントにあっという間で、痛みを感じている余裕すらないほどでした。
日帰りって1日だけでいいの?
入院の必要はありませんので確かに手術は日帰りです。
ですが、術後患部にガーゼを貼り付けるのですが、そのガーゼを最初に取り換えるとき、かなり出血することがあるんだとか。
そのため念のため手術後の翌日もしく二日後くらいに再度病院に行った方がいいそうです。
ピカタロウ
コレは必須ではなく自分でガーゼを取り換えてもいいみたいですが、多分行っておいた方がイイと思います。
また、当然ながら抜糸が必要ですので、2週間後改めて病院へ行く必要があります。
抜糸は痛いのか?
2週間が経過し抜糸に行ってきました。
抜糸は痛いよと聞いていたのですが、これも全く痛みなんかありません。
プチンとハサミで糸を切って抜くだけ。
ちょっと会話をしている間に終わっちゃうくらいあっという間でした。
薬は処方されるの?
薬は抗生物質を3日分と患部に塗る軟膏を処方されます。
プラス痛み止めと整腸剤のセットも処方されました。
ピカタロウ
痛み止めは結局飲みませんでした。
手術の金額は?
手術の金額は粉瘤(ふんりゅう)の大きさによって違うそうですが、私の場合は1万5千円でした。
薬代は600円くらい。
健康保険が適用されますので、自己負担分の金額です。
金額を見ればもっと小さいうちに行っておくべきだったと反省します。。
粉瘤(ふんりゅう)術後の状態
手術後当日だけは患部をガーゼで保護していますので入浴はできません。
翌日にガーゼを取り除いてもらえば、シャワーも問題ないそうです。
さすがに手術をした当日は、麻酔が切れて多少の痛みというか違和感がありますが、痛くて我慢できないようなレベルではありませんでした。
2週間後の抜糸が終われば無罪放免、普段通りの生活を送ることができます。
気になる患部の状況ですが、しばらく小さな傷のようなモノが残りますが、数年たてばほとんどわからなくなるそうです。
まとめ
実際日帰り手術を受けてみましたが、痛みもほとんどありませんし、受付から病院を出るまで30分くらいですべての処理が終わってしまいます。
こんなに早く終わるのならもっと早く処置しとけばよかったなぁ・・・といまさらながら反省しています。
あくまでも個人的な見解ですが、身体にデキモノができてしまい、ドンドン大きくなるようでしたら、早めに診察を受けることを強くおススメします。
もっと早い段階で処置をして入れば軽く済んだでしょうし、金額も安く収まったはずです。
幸い良性なのでよかったのですが、悪性だったりしたら最悪の結末すらあり得るかもしれませんからね。
忙しいからと後回しにしていて良いことなんて一つもありません。
日帰り手術に抵抗がある方は、こちらの記事が多少は参考になったと思いますので、思い切って診察を受けてみてはいかがでしょうか?
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