回りがロボットに見えて独自の道を歩んだオッサン末路【普通は偉大】

小学生Youtuberの少年革命家ゆたぼんが話題になっています。

宿題を強制する学校に違和感を覚えた。

一緒に学校に行っている回りの小学生がロボットに見えた。

別にみんながみんな学校に通わなければイケないってことはない。

学校行かなくても生きていけるのならそれでイイ。

今は、いろんな選択肢が用意されている時代なんだから。

でもコレだけは言っておきたい。

ロボットのように生きていくことも簡単じゃないんだよ

普通という生き方

回りがロボットのように見えたあの日

あれは大学三年生の春休みのことだ。

今までバカ騒ぎして遊んでいた大学生の仲間が、何やらソワソワし始めた。

「どう就職活動初めてる?」

「今年は結構ヤバいらしいから早めに動いた方がイイよ。」

そう、大学最後のイベント就職活動だ

大学3年生も終わりになると、みんな一斉にリクルートスーツに身を包み、慣れない革靴を履いて企業を回る。

なんでみんな大学生活終わったら普通に就職しなきゃイケないの?

一度しかない自分の人生、就職だけじゃなくてもうちょっと柔軟に将来考えた方がいんじゃね?

なんでみんな横並びで一斉に就職しなきゃイケないんだよ。

そう、リクルートスーツを来た回りの仲間たちがオレにはロボットにしか見えなかったんだ

そんな舐めた考えで就職活動してれば、そりゃ上手く行くはずがない。

ましてや当時はロスジェネレーションと呼ばれる世代の始まりで就職氷河期真っただ中。

回りのロボットのような仲間たちと歩幅を合わせられなかったオレはニートという道を選ぶしかなかったんだ。

横並びで生きるコト

就職活動に失敗したオレは、大事な20代という時代を完全に棒に振ることになってしまった。

ニートそしてフリーターと、底辺のような人生を這いつくばるしかなかった。

それでもまだ自分の選択は間違っていなかったと思いたかった。

毎日満員電車に揺られ、好きでもない仕事に追われ、締めたくもないネクタイに首を絞められながら働くなんてゴメンだ!

オレはもっと自由に生きていきたいんだ。

しかし、そんな考えは年齢を重ねるごとにドンドン薄れていく。

それと同時に押し寄せるのは、とんでもない失敗をしてしまったんじゃないのか?という怒涛のような後悔の嵐だった

20代後半、オレは荷物の宅配のようなアルバイトで生計を立てていた。

オフィスに荷物を届けると、おそらくオレと同い年くらいの若者がスーツを着てネクタイを締め、颯爽と働いている。

オレはみんなと同じように仕事を任さられることもない。

誰にでもなれるはずのサラリーマンにすらなることができなかった

なぜオレは回りのみんなのようにキチンと就職活動しなかったんだ!

なんであの時、みんなと歩幅を合わせることができなかったんだ!

今オレが歩んでるクソみたいな人生は、お前が自ら選んだ道じゃないか。

なんてバカなんだ!

取り返しのつかない大バカ野郎じゃないか!!!

それに気づいたことには時すでに遅く、もう30歳という年齢が目前に迫っていたんだ。

その後、なんとかシステムエンジニアという道を選び、人生を軌道修正することは出来た。

でも、あの頃の後悔は生涯消えることはないんだと思う。

30歳ニートが転職活動に成功し取締役に出世した話

振り切る人生は簡単じゃない

普通というのがどんなものかはわからない。

大学行って、就職して、大企業に勤める。

コレが普通なのかどうかはオレにはわからない。

でもコレだけは言える。

当たり前のように学校に行って、当たり前のように会社に入る人生って決して簡単なことじゃない

普通に学校に行っている人や、普通に会社員やっている人をバカにするような見解もあるが、彼らはみんな偉大な人たちなんだよ。

その流れに入り込めないのは仕方ないし、その流れを否定するのも悪くない。

でも、その普通の流れを逆行して生きていくのは想像以上に難しい

別に学校なんて行かなくてもイイ。大学なんて行かなくてもイイ。会社なんて入らなくてもイイ。

だけど振り切った人生を生きていくと決めたのなら、荒波の中にゴムボートで突っ込んでいくくらいの覚悟は持っておいた方がイイ。

それくらい振り切る人生は楽じゃない

振り切れるくらいの才能があるのなら問題ない。

振り切れるほどの才能がないのであれば、回りと同じ道を進む努力をした方がイイのかもしれない。

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