IT業界のエンジニアは、今まさに超絶売り手市場。
優秀なITエンジニアは各社で奪い合い状態になっていますが、企業側だってそうやすやすと手放すわけにはいかない。
あの手この手を尽くして会社に引き留めようとします。
エンジニアの流出を避けるために、多くの会社では「退職後1年間は同業他社への転職を禁ずる」という規則を定めているようです。
同業他社への転職が発覚した場合、退職金の半額を支給しないというような規則です。
ピカタロウ
以前私が所属していた会社もそんな規則がありましたが、そんなんブッチして辞めて同業他社に転職しちゃいましたw
退職後から1年経過したらどうなったのか?リアルな実話をお伝えします。
同業他社への転職禁止
1年間過ごしてみたが?
会社を退職して1年が経ちました。
私の場合は、退職後1年間は同業他社への転職禁止という規則があり、さらにご丁寧に退職時に念書のような書類に捺印させられました。
退職後数か月はフリーランスをしてましたが、その後同業他社と思われる会社へ転職。
ピカタロウ
以前勤めていた会社とは守備範囲も違うし契約形態も違うから厳密に言えば同業ではないんだけど・・・
広い範囲で見れば同業っちゃ同業なんだよね。
元の所属会社からなんか調査とか入ったらイヤだなぁ~
とは思って過ごしていましたが・・・
結局何もなく1年経過しましたw
その間、前の会社から今の会社に連絡が入ったり、自分の個人携帯やメールなどに連絡が入ることもなく、何一つカラむコトもなく1年が過ぎていきました。
ピカタロウ
まぁ結局のところ同業他社への転職禁止なんてルールは形骸化していて、特段気にする必要はないってことです。
IT業界はとにかく人の出入りがハゲしい業界です。
特に客先常駐型をメインとしている人材サービス系の会社は、いちいち辞める人の後追いなんてしている暇はないんです。
辞めたやつを追っかけるくらいなら、新しい人を確保する。
極端に言えば辞めた奴なんて次の日から眼中にないんです。
そもそもそんな規則は有効なのか?
そもそも同業他社への転職禁止って有効なんでしょうか?
その辺りはこちらに詳しく書いてますので参考にしてみてください。
結論から言えば職業選択の自由が優先されると考えられ、この手の規則は無効となる可能性が高いようです。
ですが、退職金に関しては、これまでの業績に対する報奨金的な意味合いもありますので、仮に同業他社への転職が発覚した場合、減額される危険はあるでしょう。
とはいえ、前述したとおり一般のシステムエンジニアがわざわざ後追いされて転職がバレるという危険はほとんどありません。
ですので、安心して転職しましょう。
書類は出さない方がイイ
ただ注意は必要です!!
同業他社への転職が発覚することはほとんどありませんが、極力自分の首を絞めないためにも下手な書類は書かないのがベターです。
同業他社へ転職しません!なんて書類の提出義務はありません。
でも、実際退職する時ってその手の書類を書かないと退職を受理してもらえないということもあるでしょう。
そんな場合は、後々揉めることはやむなしと受け入れて提出するしかありません。
会社を辞める時って極力、モメないほうがイイ。
モメてしまうと後々面倒なことになって、むしろ退職後の転職先を探されたりする危険もありますからね。
立つ鳥跡を濁さずじゃありませんが、退職する時は春の小川のようによどみなく流れるようにすべきです。
まとめ
SESとか派遣メインのIT会社にいた人は、同業他社への転職禁止なんてルールはあまり気にしなくていいです。
だって自分の会社だって他の会社を辞めたばかりの人材を平気で入社させるんだから。
この業界同業他社への転職禁止なんて規則は形だけのモノ。
みんな自分の会社辞めて同業他社へ転職することなんてわかっているんです。
だからと言って前述したとおりメモるのだけはご法度です。
退職時にモメてしまうと形だけの規則が発令され面倒なことになるかもしれませんので。
あくまでも穏やかに会社を退き、ソロリソロリと次の会社に転職しましょう。
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