3回以上転職すると経歴が汚れるのか?

転職回数を気にする人は多いでしょう。

欧米では解雇規制が緩くなっている分、転職も当たり前の社会ですので転職回数なんて誰も気にしないようです。

ですが純日本的企業は、採用時に転職回数を判断基準にする傾向がありますので、仕方のない事かもしれません。

では、転職は少ないほうがいい?それとも繰り返しても構わないのでしょうか?

転職回数

職種の差

まず転職するにしても職種によって異なります。

技術力や営業力などの能力採用の場合、転職回数なんてむしろ関係ありません。

エンジニアやコンサルタント、特殊な営業職などの職業は転職回数よりも能力を重要視されます。

一方、総務、経理系の事務職、一般職と呼ばれる職種の場合、転職回数の多さはマイナスにしかなりません。

一つの会社で職務を全うできないから点々としてるんだね。と思われてしまいますので。

ですので、腕一本で食っていく!と決めているような人は、転職回数なんて気にする必要はありません

それよりも自分の経歴に箔をつける事を重要視すべきでしょう。

コンサルタントのような職種の場合、どのようなプロジェクトに着いていたのかで、経歴に大きく差が出ます。

エンジニアにしても大規模プロジェクトのマネージャクラスと、小規模プロジェクトの小間使いでは収入に大きく差が出るでしょう。

そのような職種の人は、今の会社じゃ経歴上がらないと思ったらすぐに行動すべきです。

でないと単なる時間の浪費になってしまいますから。

転職理由

職種によって転職回数は気にするかどうか変わると言いましたが、転職理由によっても異なります。

上述したように、スキルに応じて相応の収入を求めるという理由であれば、転職回数は問題無いでしょう。

ですが、会社をやめた理由が人間関係となるとそうもいきません。

会社というのは、多かれ少なかれ人と絡まないと仕事になりません。

上司や同僚とか顧客に嫌な奴がいるからと言って会社を辞めてしまうような人は、結局次の転職先に行っても通用しません。

どこの会社にも嫌な奴なんて一定数以上いますので。

それと、職種替えの転職も回数が多いのは考えものです。

最初は寿司職人、その後営業職になり、やっぱり向いてないからトラック運転手。でももう少し収入を上げたいから・・・

的な転職を繰り返す場合も転職回数の多さはマイナスになってしまいます。

ですので、転職を繰り返しても全然問題ないケースは、自分のスキルを磨き経歴を積み重ねていく形に限られるのかもしれません。


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