全ての人が年収1000万円稼ぎたいワケじゃない【転職の年収】

2019年10月1日から消費税が10%に引き上げられましたが、同時に最低賃金も引き上げられました。

東京都は神奈川県では、ついに最低賃金1,000を超えましたね。

最低賃金を引き上げるのは悪いことではないと思うんだけど、引き上げればみんな幸せになるってワケじゃないのは間違いありません

年収1000万円稼ぎたい人

最低賃金が上がるとみんな幸せなのか?

最低賃金1000円も払えない会社なんて存在価値がない!!

社員を低賃金で買いたたく会社なんて事業をやめるべきだ!!

てな意見もあるんですが、そんな会社ばっかりを攻め立てなくてもいいんじゃないでしょうか?

利益がガンガン出るようなビジネスをやっている会社はいいですが、数名の従業員で細々と経営している会社だってありますから。

そんな会社に取ってみれば最低賃金の引き上げって言うのは、結構大きな打撃です。

地域で働きたい人に働く場を提供しているという会社もあるでしょうから、そんな会社は必要ないって意見はちょっと乱暴ですよね。

さらに働く側だってみんながみんな時給を上げて欲しいと願っているワケでもない。

高校生のアルバイトなんて、多くの学生は仕事なんてホンキでやる気なんかありません。

客なんかこなくてヒマなら方が楽だし、自分が与えられた仕事以外はしたくねーし。

決められた時間しか仕事したくないし、気分乗らない時はバックレたいし。

そんな仕事に対して前向きじゃない学生まで一律に賃金引上げって理論もちょっとどうかと思うのです。

経営者側からすれば「時給上げたんだからマジメに働け!」と言いたくなるでしょうが、高校生側からすりゃ「こっちが頼んで上げてもらった訳じゃねーよ!」となるような。

みんながみんが給料上がれば幸せって訳でもないんですよ。

本当に年収1000万円欲しいのか?

転職で年収増に成功!

という見出しに引かれると思いますが、ホンキで年収を引き上げたいんですか?

ホンキで年収1,000万円欲しいんですか?

ピカタロウ

自分は年収1000万円の可能性のある会社もありましたが、自分からその会社は辞退しました。

私は本業だけでなく副業をやりながらのサラリーマン生活を求めているため、本業にすべてのリソースを割かなきゃイケないのは大きなストレスです

本業はシステムエンジニアとしてのスキルと、管理・営業の能力をプラスしたスキルくらいでさらりとこなしたい。

ですが、年収1000万円となれば、もっと大きな負荷と責任がのしかかり、本業にすべてを捧げても、もしかしたら足りないくらいかもしれません。

しかもその会社では、年収1000万円をキープするためには、毎年結果を出し続けなければならない。

競争に勝ち続けなければ年収を維持することは出来ない!

そんなサバイバルな会社でした。

年収が上がるのはいいですが、そんな会社に転職することは本当に幸せなのでしょうか?

毎日毎日プレッシャーばかりで、仕事が楽しいなんて思えなくなるんじゃないかな?

年収はただ上がればイイってもんじゃないんです。

自分の能力に合わせた年収帯の会社に転職しないと、後々大きな後悔をするのは目に見えています。

転職を考えているのであれば、まずは自分の適正年収を知るべきです

転職活動は一気に年収を引き上げる戦いではなく、適正年収プラスマイナス数パーセントを勝ち取るための戦いと考えた方が上手く行くはずです。

転職する時の年収の決め方【自分の適正年収を定める方法】