ITエンジニアは、超絶売り手市場となっています。
- 今仕事がない
- 将来何になろうか迷っている
- 正社員になりたい
- 数十年後も通用するスキルを身に着けたい
- 収入が良い業界に行きたい
こんな人たちは、積極的にIT業界へ転職することをお勧めします。
でもさぁ、若いうちはいいけどジジイになっても仕事あるの?
35歳定年説とか言われているけど大丈夫なの?
そんな心配は一切ご無用。
60歳過ぎの古臭い技術しかないシステムエンジニアがどのくらいの市場価値があるのか?
リアルなデータを紹介してみます。
ITエンジニアは60歳過ぎても仕事はあるの?
60代のリアルデータ
これから紹介する例は、リアルにオファーが来ている事案です。
- COBOLエンジニア(63歳) 希望単価65万円
- C言語エンジニア(61歳) 希望単価62万円
- ネットワークエンジニア(63歳) 希望単価65万円
- ERPコンサルタント(60歳) 希望単価75万円
全員60代の個人事業主のフリーランスエンジニアです。
いかがですか?
60歳過ぎても全然仕事の依頼があるのがIT業界なんです。
4のERPコンサルタントのようにかなり高度な経験と知識がある人は、60歳を過ぎても受容があるのはわかります。
ですが、1のCOBOLエンジニアなんてすっかり枯れた技術しかないエンジニアです。
しかも、キャリアの大半がホストと呼ばれるオープン系とは異なるベンダー固有の技術しか経験してないんです。
こんなおじいちゃんでも60万円以上の高単価で取引されていますし、奪い合いになることだってあるんです。
何が35歳定年説だよ・・って感じですよね。。
ただでさえ少子高齢化で人材不足。
もうこうなったら経験さえあれば年齢なんて不問。
それくらいやらないとITの現場では人材が確保できないんです。
将来仕事があるの?なんて不安を感じること自体が不毛なんです。
60歳を過ぎても必要とされる人材になるには?
とはいえ、どんなエンジニアでも60歳を過ぎて仕事がバンバン入ってくるって訳ではありません。
プログラミングとか開発とか、基盤構築とかクラウドとか全くやってこなかった、ただ単にスケジュール管理だけしていたようなPMO的立場の仕事では、それほど需要は生まれません。
60歳を過ぎてもIT業界で仕事にありつくためには、現場での実務を積み重ねておかないとダメなんです。
最近では、プログラミングも簡単になり、今後はAIに切り替わっていく。
だからITエンジニアは、製造だけでなくSE的立ち位置で業務を遂行できないと将来仕事がない。
という声も聞こえますが、そんな途方もない未来が訪れるとは到底思えません。
インフラ基盤系のエンジニアだって、以前のようなオンプレミスの泥臭い仕事は減ってはいますが、じゃクラウドは簡単なのか?
となるとクラウドにした方がむしろややこしくなるなんて逆転現象すら起こっています。
ですので、現場でどっぷりと経験を積んでおけばITエンジニアの仕事が無くなることはりません。
だから、会社からそろそろ管理職の立場に・・・なんて悪魔の誘いを受けたとしたら、断固として拒否すべきです。
ITエンジニアは、現場に出続けてナンボなんです。
どんな技術を身に着けておけばいいのか?
これから先何十年もITエンジニアとして食べていくためには、どんな技術を身に着けておけばいいのでしょうか?
言語なら今流行っているPythonとかRubyなんかがイイのか?
C言語の仕事は無くなっていくのか?
JAVAしかできないけど、いつまでJAVAは需要があるのか?
インフラ基盤構築をやってるけどオンプレミスのスキルは不要なのか?
ネットワークエンジニアしか出来ないけど、これから先ネットワークの仕事は減っていくのか?
Oracleは今後採用する会社はなくなるのか?
クラウドのスキルって何十年先も活用できるのか?
いろいろな技術があり、将来を考えるといろいろと不安になるのは分かります。
ですが、数十年後通用するスキルを考えたところで時間の無駄です。
例えばCOBOLのスキルなんて10年くらい前から使えなくなると言われていますが、未だに現役で必要になるシーンもあるんです。
だからこそ、今実際に携わっている業務の技術、自分が得意としている技術を極めればイイんです。
クラウドとかPythonとかあまり流行にとらわれずに自分の技術を磨き続ければイイ。
その上で時代の流れを感じながら、新しい技術を学んでいけばイイんです。
C言語が出来る人は、JAVAだってできるようになるはずです。
コレしかできない!と自分の可能性を決めつけずに、柔軟に対応する適応力と新しい技術を追い求める探求心があれば、何歳になってもITエンジニアとして働き続けることは出来るのです。
60歳を過ぎてもレバテックフリーランスのような大手に登録しておけば、仕事はいくらでも降ってくるはずです。
60歳過ぎてもバリバリ現役でいられる業界ってIT業界くらい。
将来が不安ならIT業界に入ってエンジニアとして技術を極めるべきなんです。