転職サイトに登録すると今の会社にバレる?上手な対策法を教えます

転職はできれば今所属している会社にはバレないように進めたい。

でも転職サイトに登録すると今の会社にバレちゃうんじゃ?

と心配している方への対策をお伝えします。

転職サイトの活用法

転職サイトでバレるケース

そもそも転職サイトに登録して、自分が転職活動をしていることがバレてしまうのは、今所属している会社も同じ転職サイトに求人を出している場合です。

ご存知かもしれませんが、転職サイトに登録すると企業やエージェントからスカウトメールが届きます。

企業やエージェントは、どのようにして転職者の経歴を知りスカウトを出しているのか?

それは、転職サイトに登録している企業やエージェントは、管理画面から登録者のパーソナルデータを検索できるからです。

自分の会社で応募している人材のターゲットを絞り込み、その人に対してスカウトを出すのです。

てことは、応募したデータのどこまで企業側に見えているか?によってバレるか?バレないか?が決まるわけです。

極力今の会社にバレないようにするためにどうすればいいか?

対策をいくつかご紹介します。

非公開企業

エン転職などのサイトでは、非公開企業という機能があります。

この会社には経歴を見てほしくないという機能なのですが、ここに自分の会社を登録しておきましょう。

自分の会社が転職サイトに求人を出していれば、必ず企業名がヒットします。

過去に利用していた企業も候補として出てきますので、確実に登録しておきましょう。

キャリトレのようなサイトは、経歴に企業名を入力した場合、その企業はパーソナルデータを閲覧できないようになっているようです。

ただここで1点注意点が。

今、現時点では自分の会社が転職サイトを利用してなくても、将来的に利用することも十分あり得ます

ですので、現時点で自分の会社の求人がなくても、非公開企業には確実に登録しておくようにしましょう。

住所の登録

転職サイトに登録する際、住所の登録を求められますが、ここであまり詳細な住所を登録しない方がイイです。

住所情報は、企業側にすべて開示されてしまいます。

ですので、東京都港区白金台5丁目に住んでいるような場合は、東京都港区くらいまでの登録に止めておくといいでしょう。

白金台に住んでいる〇〇大学卒でこの経歴?

ここまで特定されると登録していることがバレることもあり得ます。

住所は、企業側で通勤経路を確認するために見るレベルなので、港区まで書いてあれば十分伝わります。

詳細は履歴書や職務経歴書を提出する際に開示すればイイので。

経歴に具体的社名を書かない

自身の詳細経歴に常駐していた会社名とか所属していた会社名を記載する人がいますが、これもやめておきましょう。

2015年4月~2017年10月までN〇〇コミュニケーションにて、大規模ネットワークの構築作業に従事。

みたいにエンドの会社名を記載したり、もっと細かく・・・

2015年4月~2017年10月まで所属〇〇〇ソリューション 配属先N〇〇コミュニケーションなどと書いている人もいるようです。

これって会社にバレるだけでなく、守秘義務違反になる可能性もありますので、この辺は上手く濁してください。

大手通信会社のとか、大手SIerとか、大手金融機関にてみたいにモヤッと書いておきましょう。

学歴

学歴入力欄は、〇〇大学 学部/学科のように詳細まで書くように促されます。

ですが、こちらも詳細まで書く必要はありません。

例えば明治大学文学部くらいで十分です。

採用側は大卒なのか?高卒なのか?中退なのか?というところくらいまでしか見てませんし、詳細まで見る企業でも文系か?理系か?までしか見ません。

新卒の採用ではなく、中途の採用ですので学歴を詳細に記載して身分を明かす必要はありません。

まとめ

転職サイトのパーソナルデータは、実際に企業に応募しない限り詳細は明かされません。

それでも、自分で墓穴を掘って身分がバレてしまっては隠れて転職活動していた努力がすべて水の泡になってしまいます。

余分な表現はできるだけ削り取り、固有名はできるだけボヤかすべき。

アピールするのは、経歴と自己PRです。

こちらの記述をしっかりしておくとスカウトの数も全然変わってきます。

パーソナルデータは、モヤっとボヤかしてその分経歴と自己PRをガッツリ書くよう心がけましょう。