エンジニアは自分への評価が不満で転職しちゃダメ!正当な評価とは?

会社から自分への正当な評価がなされていない。

という退職理由を見かけることがあります。

ですが、正当な評価って一体何なのでしょうか?

IT系のエンジニアの評価について見ていきましょう。

エンジニアの評価とは?

どんな人が会社に評価されるのか?

どんな会社でも評価制度というのは存在するはずです。

毎年、一年の行動を振り返り上司に報告する。

そして上司は、会社で決められた基準を元に部下の行動を分析して評価する。

その評価に基づき、昇進や昇格、昇給、賞与などが決まる。

これが評価。

とはいえ、これはあくまでも表面上のもの。

以下のような成果を上げられるエンジニアは、会社は絶対に手放したくない貴重な存在なのです。

  • 驚異のプログラミング能力を発揮し会社の売り上げの根幹を支える事が出来るエンジニア
  • 営業能力が抜群に高く新規顧客をガンガン開拓してくれるエンジニア
  • マネジメント能力や基本スキルが高く若い未経験の人材を育てながら売り上げに貢献してくれるエンジニア
  • 資格をガンガン取得して自分自身だけでなく会社のブランドも高めてくれるエンジニア
  • 客先常駐型で驚異的な金額を稼いできてくれるエンジニア

売り上げに大きく貢献してくれる、もしくは会社のブランド力を高めてくれるエンジニアが、会社で最も評価されるエンジニアです

おそらく、上述したような能力を持ったエンジニアは、会社に数名存在し、そのエンジニアが会社のキーマンとなっている人材です。

もし上述したような能力を発揮しているのに、役職がつかないだとか、金銭的に恵まれないというような評価を受けていない人は、さっさと独立するなり転職するなりすべきです。

こんな能力の人たちを市場がほっとく訳がありませんので。

会社側から見れば、こんな人材を放出しているようじゃお先真っ暗です。

こんな人材そうそういませんからね。

でも、自分の胸に手を当ててじっくり考えてみましょう。

自分にこんな能力ありますか?

こんな能力のない人たちが「会社から正当な評価を受けていない!」と大声で叫びだす人たちなのです

会社の評価で退職してはイケない

筆者は、最大数百人の部下を持ったことがある。

その経験から見ても、100人いる社員の中で、こいつは凄い!と高評価を与えられる人物は多くて5人。

本当にこいつは手放したくない!と心から思える人材は、2~3人程度です。

確率的には3パーセントくらい。

そしてこの3パーセントの人材は、当然のように高い評価を受け、幹部クラスに食い込んできます。

で、残りの97パーセントの中から評価が納得できない!と不満の声が弾け飛んでくるのです。

その97パーセントの人間に「評価が納得できないならお前今年何したの?」と尋ねると・・・

客先で仕事をして売り上げを上げた

残業も多く厳しい内容の仕事だったけど頑張りぬいた

客先からよく頑張ってるとお褒めの言葉をもらった

資格の勉強を頑張ったけど合格はできなかった

未経験メンバー増員の提案をしたけどダメだった

自宅でスキルアップの勉強をした

みたいな言葉を返してくるんです。

え??

何それ??

それって当たり前のことしかしてないじゃんwww

そうなんです、自分の評価に納得できない人って、たいてい大したことしてないのにブーブー文句ばかり言うのです

おそらく、驚異的な成果を上げる人たちって、文句言うやつらがやってることは当たり前のようにやってるんです。

それ以上のプラスアルファをやってくるから評価されるだけの成果を上げられる。

これに気付いてないから、評価制度に不満を持ってしまうのです。

だからこそ、評価制度が不満で辞めて転職しても同じこと。

結局評価制度なんて、どんな会社もそれほど変わらないんですね。

評価が納得できないのなら、会社がどうしても辞めないでくれ!と言われるほどの評価を得るにはどうすればいいのか?

それを考えるのが先決です。

結局お金ならば

とはいっても、明らかに自分の売り上げに対して還元率が低いだろ。

単金はどんどん高くなっているのに給料は全く上がらない。

そんな不満だけを解消するのであれば、還元率の高い会社にさっさと転職しちゃえばいいのです。

評価イコール金だぜ!

というシンプルな考えにたどり着いた人は、すんなりと移籍できるはずです。

上述したような特殊な能力は持ってない。

会社からお願いだから辞めないでくれ!と言われるほどの能力はない。

だけど、だからと言って今の給料は酷いだろ!

って結論を導き出せた人は強い。

そんな人は、こんな会社に移籍すれば即日ハッピーになれるんじゃないかな?

もちろんフリーランスという選択肢もあり!

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