娘に中学受験を決断させた理由は平凡な子供だったから

我が家の娘は小学6年生。

昨年から本格的に塾に通わせ中高一貫校の受験を決断させた

娘が狙うのは都立高の中高一貫校

倍率はかなり高めだがチャレンジするだけの価値があると思っています。

ではなぜ中高一貫校の受験に踏み切ったのか?

その理由は娘がごくごく平凡な子供だったからなんです

なぜ中高一貫校の受験を目指したのか?

平凡な子供にできること

うちの娘は2~3歳くらいの頃とにかく可愛かった。

これは親のえこひいきを冷静に割り引いても可愛かった・・と思っている。

とはいえ、可愛いとはいえそれはあくまでも普通の子供レベル。

ガッキーとかハシカンとかの小さい頃の写真を見ればわかる。

もうあんなレベルとは比べ物にならない。

つまりは普通に可愛い子、その程度。

そしてどんくさい。

2歳くらいの頃はブクブクで体が重くとにかく運動神経が鈍い。

ボールも取れないし逆上がりなんて夢のまた夢。

歌を歌わせてもまぁ普通。

子供らしいといえば子供らしいのだが、アンパンマンだプリキュアだしか歌えない。

普通の子。

三流大卒業で冴えないシステムエンジニアから生まれた子なんだからまぁそんなもんだろ。

なんの取柄もない普通の子だ。

だけど彼女には一つだけ才能があった

できないことをコツコツ続けられること

水泳も鉄棒も自転車もピアノも縄跳びもスキーも。

最初はどんくさくて見てられないのだが、コツコツと何度も何度もチャレンジすることができる。

そしてゆっくりながらもハードルを一つ一つ越えることができたのだ。

迂回することなくちゃんと飛び越えて。

この子ならコツコツと勉強を続けることができるのでは?

なんの才能もないが勉強を続けることだけはできるんじゃないか?

大学も高校も中学も、いわゆる一流、名門と呼ばれる学校をクリアした人たちは才能にあふれた天才ではない。

コツコツと努力することができた人たちなんだ

だからこそ早い時期に高い目標を越えてみることを薦めた。

それが中高一貫校だった。

子供に勉強ばかりさせるのはかわいそう?

遊びたい盛りの時に勉強ばっかりさせるのはかわいそう。

夏休みも旅行も行けず夏期講習ばっかりなんて切なくない?

そんな声を聞くことがあるが、そんな戯れ言に耳を傾ける必要なんかない。

まだ記憶に新しい2016年リオデジャネイロオリンピックの卓球。

日本は男子の水谷 隼がシングルで銅、団体で銀メダルを獲得。

女子は福原 愛、石川 佳純、伊藤 美誠の3人が抜群のチームワークで銅メダルを獲得した。

この4人に共通することとは何なのか?

4人が4人、全員幼児の頃から卓球の英才教育を受けていたということ

親が子供を卓球台にしばりつけ、半分無理やり続けさせた。

その成果が世界中の一流アスリートが集うオリンピックという舞台で花開いた。

イチローだってそう、タイガーウッズだってそう。

親が導いたからこそ子供は輝くことができたのだ。

それは勉強だって同じこと。

勉強なんて小さな子供が一人で自発的にできるわけがない。

親がぐいぐいと引っ張り、時には机に縛り付け、スケジュールを管理してやってこそ花開く。

子供の未来のために親が導いてあげるという行為が非難されるほうがおかしい。

勉強ばかりさせてかわいそうなんて思うのであれば、本気で子供を導いてあげようという気持ちが足りていないだけ。

子供4人を全員東大理Ⅲに現役合格させた佐藤ママはこう語っています。

勉強ばかりさせることよりも志望校に合格させてあげられないほうがよっぽどかわいそう

もし迷っている、悩んでいるのであれば、合格させられないほうがかわいそう。

そう考えを切り替えるべきなんです。

中高一貫校の最大のメリット

中高一貫校にどれだけのメリットがあるのか?

もちろん6年間という期間を利用して、大学受験に挑むためのカリキュラムを計画している。

そんな外面的な良さもあるでしょう。

だけど本当の意味は違う。

それはピアプレッシャーを受けない環境に子供を置いてあげること。

これが一番のメリットなはずだ。

ピアプレッシャーとは、足を引っ張るダメな奴らのこと。

オレ今日勉強しなきゃいけないから帰るね。

え~、もっと遊ぼうぜ!勉強なんて明日やればいいよ!

と足を引っ張る地元のアホどものこと。

地元の中学校に進学すれば周りはかつて知ったる友達だらけ。

自分は勉強してよい高校に通いたい!

と思っても子供のころの意思なんてあっという間に揺らいでしまう。

もっと遊ぼうよ!という誘惑に勝てる子供なんて一人もいない。

それが中高一貫校に行けば事情が違う。

みんな12歳という若さでし烈な競争に勝ち抜いた精鋭ぞろい

そんな奴らは勉強することが日常になっている。

言われなくても勉強する、勉強できる奴らの集まり。

そんな奴らの中でも、さらに選りすぐられた生徒だけが東大、京大といった超一流大学の扉を叩くことになる。

そこに身を置かなければいけない。

誘惑に負けてしまいそうな年頃でそこに置いてあげないと、いつの間にか集団に飲み込まれ周回遅れになっていくのだ。

あなたの子供はどんな才能がありますか?

なんの才能もない平凡な子供なら、中高一貫校に受験させてあげましょう。

未来はいくらでも変えてあげることができるのです。