幼児期の英語教育なんて意味ありません!8年続けた体験談

英語は幼児の頃から始めた方がイイ。

羞恥心が出る前にネイティブの発音を身に着けるべきだ。

という意見もあるようですが、少なくとも純潔な日本人に対して英語の教育が幼児期に必要かどうかとなると全く意味なしです

てか無駄なだけw

なぜ幼児期の英語教育は無駄なのでしょうか?

幼児期の英語教育

幼児の英語

我が家は特に子供に対してこのような教育をしようというポリシーはありませんでした。

ですので、その時その時のタイミングで子供にあった習い事をやらせようという考え。

そのため、最初の習い事をさせるためにいくつかの無料体験を受けてみました。

  • 音楽と英語を合わせたレッスン
  • リトミック
  • 英語
  • 音楽

その中で一番興味を持ちさらに通いやすい習い事をやらせようとしたところ、一番最適だったのが英語

体験レッスンをしてくれたイケメンの英語の教師がとても優しかったからか子供は終始ご機嫌。

家からも近く値段もお手頃。

通いやすく興味を持ちそうだったし英語は幼児期から始めた方がいいと思い、3歳の頃から英語に通わせることにしました。

ちなみに駅前留学でおなじみの英語教室です。

レッスンは週に1回、40分のレッスンで月額約8000円程度。

英語の上達具合は?

体験レッスンではご機嫌だった娘。

ところが最初の本格レッスンの初日にいきなり挫折がw

教室に入って先生を待っていると・・・

なんと入ってきた先生は、K1でチャンピオンになったミスターパーフェクト、アーネスト・ホーストそっくりのでかい先生。

その威圧感にやられてしまったのか、終始泣きっぱなしの娘。

結局40分泣きっぱなしww

散々なスタートとなりました。

ですが、その後は教室の雰囲気にも慣れ、ネイティブスピーカーの外国人にも慣れ始め順調にレッスンを重ねていきました。

だけど、何年経っても全く上達する気配がみられない

小学校に入る前に簡単な挨拶くらいはできるようになって、アルファベットくらいはサラサラ書けるのかと思いきや、あいさつどころか簡単な単語すら怪しい。

ある時娘に自分の耳を指さして、これ何か英語で言ってみな?

と聞いたら「えーっと、ヘッド!」

だそうだ。

違うよヘッドは頭、コレだよ耳!

「えーっと、ど忘れしちゃった。」

じゃHow old are you?

「あーそれ知ってる。マイネームイズ・・」

おいちょっと待て聞いてるの名前じゃねーよ。

とそんな感じ。

それじゃアルファベットは書けるのか?

と書かせてみると自分の名前くらいは書けるようになっているが・・・Sが反対になってるし。。

3年以上続けさせてもそんな程度でした。

そして小学生になると段々と恥ずかしさが出てくるのか、発音も英語風の発音をしなくなってくる。

アップルをアポーなんて言えるようになったのはピコタロウが流行ってから。

我が家の娘だけこんなレベルなの?と思っていたが、友人の娘も全く同じレベル。

結局我が家は8年間続けましたが、全く成果が出ずお金だけを失った結果となりました

なぜ英語が身につかない?

幼児英語が身につかない理由を自分なりに考えてみました。

言葉が混じる

2歳とか3歳とかって英語どころか日本語すらままならない状態。

なのに母国語ではない外国の言葉を付け加えられても覚えられるわけがない。

小さいころはしっかりと母国語を覚え、その言葉で脳を築き上げて行くそんな時期なんじゃないだろうか?

週一くらいじゃ意味がない

英語はあくまで言語。

習慣によって身につくもの。

だから週に一回スクールに行くくらいで上達するワケがない。

試しに日本語字幕の英語のアニメを見させる習慣を身に着けさせようとしたが、結局面倒くさくなり日本語でアニメを見るようになっていた。

週に一回のスクールに加え、毎日コツコツと続けていれば多少違ったのかもしれない。

子供の習い事なんて遊びのようなモノ

小さい子供のころの習い事なんて半分どころか8割遊び。

だから音楽でもリトミックでも同じようなもの。

水泳だとか体操のように体に身につくものならいいけど、脳に記憶する系はほとんど役に立たないみたい。

佐藤ママも幼児期の英語教育を否定

東大理三(医学部)に子供4人すべてを合格させた佐藤ママも幼児期の英語教育を否定しています。

佐藤ママは自身が英語の教師だったという経歴にも拘わらず、幼児期の英語教育は意味がないという意見です。

英語を本格的に使うようになるのは大人になってから。

英語を本格的に学びたいのなら、ある程度の年齢になってからで十分。

英語よりも大事なのは国語と計算と訴えています。

まとめ

幼児期の英語教育を考えているのであれば、あまりおススメは出来ません。

結局8年近く続けたのに何の成果も出ず、唯一良かったのは外国人に気後れしなくなったくらいです。

受験用の英語が身につく訳でもないし、将来英語でコミュニケーションが出来る手助けにもなりません。

幼児期にはしっかりと国語力をつけ、数字に触れさせる方が有効なようです。

幼児期の英語教育が大事といって高い教材を売りつけてくる業者もあります。

そんな時はこの記事を思い出してみて下さい。