日本人エンジニアが無双状態になる！【コロナ後のIT業界】

なかなか出口の見えない新型コロナウイルス騒動。

StayHome!の掛け声とともに自粛、自宅待機、テレワーク、在宅勤務の日々を送っていると思いますが、そろそろコロナウイルスが収まった時のことを考えておく時期です。

コロナ騒動が収まった後、日本のIT業界はどうなっていくのか？

おそらくしばらくは、日本人システムエンジニアが無双状態になると予想されます。

その理由を解説していきます。

コロナ騒動後のIT業界

コロナ騒動が収まった後もITの仕事が一気に減少することは考えられません。

もちろん景気が落ち込むのは確実ですが、コロナの影響により今後IT化、自動化、無人化などの流れは広まっていくはずです。

コロナウイルスの教訓を生かして、今まで有人でしか出来なかった仕事は、どんどんITへと移り変わっていくでしょう。

当然のことながら、IT化されればされるほどIT業界の仕事は増え続け、システムエンジニア不足はさらに深刻になるはずです。

システムエンジニアは足りなくなるけど、日本だけじゃなく世界中でしばらくの間、国外からの人材の採用は消極的になるはずです。

現在日本ではシステムエンジニアの数が足りず、中国籍やインド国籍など様々な国の優秀なエンジニアの力を借りて仕事を回しています。

ですが、これだけのウイルス騒ぎがあった後、すぐに国外の人材を一気に採用することは大きなリスクです。

そのため、多くの企業はまずは状況が安定するまで、国内の人材にリソースを集中させるはずです。

となれば、しばらくは日本人エンジニアが無双状態になる可能性が高くなります。

IT業界では、要件定義や設計といった上流と呼ばれる仕事を国内で担当し、製造・試験といった下流部分を国外に発注するオフショア開発という手法を採用しています。

このオフショア開発を採用することにより、開発コストを低く抑えることが可能ですが、コロナ後しばらくはこのオフショア開発の頻度も減少することが予測されます。

オフショア開発は、ソースコードやドキュメントといった実際に人と触れないモノを遠隔でやり取りするため、ウイルスとは無関係に見えますが、実際はすべてのコントロールをリモートで実施することは困難なのです。

実際は、日本と国外のオフショア拠点を行き来しながら管理するマネージャがいないと業務は円滑に回りません。

この手の事象が発生した場合、現地にマネージャが出向いて対応することも多いのが現実です。

そのため、今後しばらくはオフショア開発への依存度は下がる傾向になるでしょう。

総合的に考えれば、今後日本人エンジニアはますます足りなくなるのは火を見るよりも明らかです。

しかも、この先重宝されるのは、陽キャの活発なエンジニアではなく、陰キャのオタク系エンジニアです。

リア充で海外旅行にもバンバン行くようなエンジニアよりも、自宅で黙々と作業できるようなエンジニアの方が会社的には使いやすい存在になります。

今まで日の目を見ることがなかった陰キャにスポットが当たる時代がようやく訪れました。

日本人のオタクエンジニアこそ、IT業界を救う救世主になるはずです。

仕事に悩んでいるという方は、今こそITエンジニアの道を目指す絶好のタイミングです。

おそらくコレから先しばらくは、景気も冷え込みスキル・経験値の低いエンジニアには冬の時代が訪れるかもしれません。

ですが、前述したようにすぐにシステムエンジニア、特に国内在住のシステムエンジニアが不足することは目に見えています。

その時、それほどスキルが高くないエンジニアでも採用しなければ回らない状況になっているはずです。

実際どのような未来になるかは誰にもわかりませんが、確実に言えることはITエンジニアとしてのスキルはこの先何十年も役に立つ貴重なスキルということ。

自粛中でも自宅に居ながらオンラインでプログラミングスキルを身に着けることもできますので、この機会にITエンジニアとしてのスキルを身に着けIT業界へ転身してみてはいかがでしょうか？

今まさに最大のチャンスなのかもしれません。

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