IT企業は全くの未経験は採用されないって本当？【現実採用されてます】

IT業界は全くの未経験は採用されないという情報もあるようですが、意外とそんなことありません。

全くの未経験者でも採用してもらえます。

2020.02.2630歳IT業界未経験 ⇒ エンジニア転職 ⇒ 内定３社決定【IT人材難のリアル】

ですが、まったくの未経験の場合、就職する際かなり劣悪な条件を提示されてしまうので注意が必要です。

IT業界未経験者のリアルな就職事情をお伝えします。

IT企業は未経験者を採用しないのか？

ITエンジニアは全くの未経験は採用されないということはないです。
全くの未経験でも採用はされますが当然ながら戦力にはなりません。
なので「未経験でもできる仕事をやらせる」or「未経験者をそれなりの戦力に育成する」の二択で採用されます。

— ピカタロウ＠副業システムエンジニア (@piccataro) February 24, 2020

IT企業が未経験者を採用するのは、こちらの理由です。

1. 未経験者でもできる仕事がある
2. 未経験者を育成するプログラムがある

１．未経験者でもできる仕事がある

IT企業が未経験者でもなんでもいいから採用しよう！

コレは未経験者でも誰でも出来る仕事がそれなりに溢れているからなんです。

未経験者でも出来る仕事って？

こんな感じの仕事です。

1. マニュアル作成
2. 文書管理
3. テスター
4. オペレーター
5. ２４時間３６５日の監視業務
6. データセンターのアテンド

１とか２の仕事は最低限のパソコン操作ができれば誰でも出来る仕事です。

テスターの場合はちょっとだけ知識がいりますが、ただひたすら同じような作業を延々繰り返す肉体労働です。

４から６はパソコンスキルもそれほど必要なく「体力だけが勝負」のお仕事です。

これらの仕事はエンジニア経験不要でできる仕事ですので、この手の仕事がイッパイある会社は未経験者でも採用します。

２．未経験者を育成するプログラムがある

会社内に未経験者を育成する何かしらのプログラムが用意されているケースも全くの未経験者が採用されます。

1. 社内に研修制度がある
2. 外部の研修機関を利用する
3. OJTで育成する

１は、社内に専門の研修制度があるタイプ。

入社後数か月は会社内の研修を受講し、ある程度のスキルが身に付いたらプロジェクトに配属されて行きます。

一見、まったくの未経験者でも入れる良い会社に見えますが、個人的にはこの手のタイプの会社はあまりおススメしていません。

その理由は後程紹介します。

２は、入社後に会社がいの研修機関で研修を受講するタイプ。

こちらも１同様あまりおススメはできません。

最後にOJTタイプですが、これは業務を教えてくれるトレーナーの人格・力量によって大きく変化します。

トレーナーの人格に難があるような場合、大きなストレスを感じる危険があるかもしれません。

会社内の未経験者育成プログラムをおススメしない理由

未経験者歓迎という会社の多くは、未経験者を育成するプログラムを採用しています。

ですが、入社後に研修を受けるタイプの会社は、良い噂を聞かないのも事実だったりします。

その理由はこんな感じです。

• 研修が期待通りではない
• 高額の研修費を請求される
• 入社後研修が終わるまで劣悪な条件で契約させられる
• 入社後数年間退職してはイケないなどの契約を結ばされる
• 研修で学んだスキルとは異なる技術のプロジェクトに配属される

研修期間中の社員は、会社にとってみれば「売り上げを生まない社員に給料を払っている」状況です。

そのため、研修を受講している社員には厚い待遇をすることができず、不遇な立場になってしまう危険が高いのです。

• 研修期間中はアルバイト契約
• 研修の成果が悪ければその後契約を結ばない
• ２か月で決められたプログラムを完了できない場合契約しない
• 検収完了後３年は退職できない

今もなお、こんな劣悪な契約を強要してくる会社は多く存在します。

未経験者がIT企業に入社するなら事前にスキルを身に着ける

まったくのIT業界未経験者は、事前にある程度の下地をつけてから転職活動することを強く推奨します。

事前にスキルを身に着けてから転職活動をすれば、劣悪な条件を提示されることもありません。

今のご時世、ある程度の学習を積んできた人材であれば、未経験者でも積極的に採用されますので、まずはプログラミングスクールなどで知識を積み上げることをおススメします。

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