毎年、夏休みには子供つながりで仲の良い家族と一緒に旅行に出かけるのが定番になっています。
その中の一人のお父さんが個人事業主として活動しているんですが、とにかく忙しい。
フリーランスだから土日祝日とか、法定労働時間なんかお構いなし。
コンビニのように24時間365日働き続けているから、毎年直前になって「オレ仕事で無理だわ」とキャンセル依頼が来るんです。
こんな忙し過ぎるのならば、フリーランスとして活動する意味がないんじゃないかな?といつも彼のキャンセル連絡をみて思ってしまいます。
フリーランスを長く続ける秘訣
フリーランスには、労働時間の制約はありませんので、ただお金を稼ぎたいのなら、それこそ寝る時間も削って仕事ばかりすればイイ。
ですが、そんな働き方が長く続く訳がありません。
身体を壊すか、精神的に壊れるか、家庭が壊れるか・・・
猛烈な稼働の末に待っているのは、決して幸福ではないはずです。
フリーランスを長く続けるのであれば、以下の2点を強く意識すべきです。
- 捨てる勇気を持つ
- 休みを作る
捨てる勇気
フリーランスとしてひとり税理士として活動している井ノ上陽一先生は、常に捨てる勇気、やらないことを決めることを推奨しています。
今の時代、人手不足ですので、フリーランスとして独立しても仕事だけはドンドン舞い込んできます。
それをすべて請けていたら、回るワケがありません。
フリーランスは、自分の身一つが資本ですので、すべての仕事を請け負うことなんて最初から無理なのです。
だからこそ、やらないことを最初から決めて、自分が請け負える仕事だけに全力を尽くすべき。
やらないこと、出来ることを明確に決めてしまい、名刺に書くもイイですし、個人のWEBサイトやSNSに記載してもイイでしょう。
一人で活動するフリーランスだからこし、捨てる勇気を持たないと、長く続けることなんて出来ません。
休みを作る
フリーランスは意図的に休みを取らないと、本当にコンビニエンスストア状態になってしまいます。
知人のフリーランスエンジニアは、客先常駐型で勤務していますが、常駐していない休みの日は、すべて自宅で開発を請け負って仕事をしていました。
休みもすべて捨てて仕事してるんですから、年間の収入は軽く1500万円を超えていた時期もありましたが、休みも取れずただお金だけが増えていく生活は2年が限度だったようです。
フリーランスには祝日も休日も関係ありません。
だからといって、毎日労働日にしてしまうと、身体も精神も休む時間がなく、いずれオーバーヒートしてしまうだけです。
フリーランスだからこそ、休む日を明確にして、たまには仕事のことを一切考えない時間を作るべきなのです。
ピカタロウ
長くフリーランスを続けている人は、みんな上手に休みを取得してますよ。
収入ももちろん大事ですが、フリーランスの最大のメリットは自由です。
自由を失ってまで収入に走ってしまうのなら、サラリーマンやってる方が全然マシなんじゃないですかね?
サラリーマンが羨むフリーランスになるためには、自分の出来る仕事だけをこなし、自由時間はゆっくり過ごすコト。
これがフリーランスを長く続ける秘訣です。
フリーランスを長く続ける秘訣は収入より自由【個人事業主のリアル】