年収300万円も上がる転職が成功するワケありません【厳重注意】

今日本社会は空前の売り手市場。

特に人材難の業界ではその流れが顕著で、IT業界なんてエンジニアの奪い合い状態になっています。

転職で年収100万円上がった、中には300万円も上がったという声を耳にすることもありますが・・・

転職で年収300万円も引き上げたら成功する方が難しいですよ

成功する転職

年収300万円上がるというコト

年収ってそりゃ上がった方がイイ。

誰だって今より高い年収の会社に転職したいモノです。

ですが、年収が上がるというコトはどういうコトなのか?

年収が300万円上がるというコトはどういうコトなのか?

具体的に数字をあげてみます。

  1. 年収200万円 → 年収500万円
  2. 年収300万円 → 年収600万円
  3. 年収500万円 → 年収800万円
  4. 年収700万円 → 年収1000万円

1とか2の人は、新卒からちょっと経験値を積んだ3年目くらいまでの社員でしょう。

それがいきなり年収600万円になるということは、中小企業であれば部長クラスまで引き上げられるということです

3とか4の人は、中小企業であれば中堅どころ、大企業であれば20代後半くらいでしょう。

これが年収1000万円になるということは、上場企業の部長クラス、ベンチャー企業であればいきなり経営部門に飛び込むようなモノです。

これがどれくらい無謀なコトか理解できると思います。

今現在の年収というのは、会社の売り上げ規模も左右するとは思いますが、会社があなたに与えている評価なのです

その評価が転職でいきなり引き上げられたということは、当然ながら過剰な評価を受けている。

年収300万円分の成果を求められるというコトです

来月からいきなり部長クラスの仕事ができますか?

いきなりトップの経営部門で結果を残すことができますか?

そんなん最初から無理ゲーなんです。

転職先を年収だけで決めてはイケないとプロ野球のFA戦士が教えてる

上限はいくらくらい?

転職での年収増は、10~15%程度が適正と言われています。

これホントその通り。

最高でも100万円から150万円程度が転職での年収増の上限だと思ってください

こちらに詳しく書いていますので、参考にしてみてください。

転職で年収アップを狙うなら上限は100万円までが限界です

もっとも簡単に年収を上げる転職方法

今の実力通り、今の仕事のまま、年収を一気に引き上げる方法もあります。

それは、スタートアップ企業に転職することです

スタートアップの会社は、とにかく人材難で採用に非常に苦戦します。

ですので、最初はなんとしてでも人をかき集めたい。

だから、スタートアップならではの特典を貰えることが出来るのです。

スタートアップ企業には、それ相応のリスクは付きまといますが、それ相応のリターンも得ることが出来るのです

それほど過度な期待をかけられても困る。

そんなに結果ばかり求められても応えられない。

のであれば、今のまま横展開で年収だけ一気に上げられるスタートアップ企業を狙うべきなのです

年収を一気に120万円引き上げた転職方法【普通の転職じゃムリ】