キレる嫁をやめたい!なぜ女性は突然キレだすのか?

女性の扱いホントに難しい。

さっきまで機嫌よかったはずなのに、ある時突然爆発する。

キレる嫁をなんとかしたい。

と思っている旦那さんは日本に数多くいるんだろうな。

キレる嫁をやめたい

キレる私をやめたい

キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~ (バンブーエッセイセレクション)

中居くんと鶴瓶さんの「ザ!世界仰天ニュース」でこの本の紹介があり、こんなタイトルの本があることを初めて知った。

食事中、何気なくつけていたテレビの内容に完全に意識を奪われるほどガン見した。

なぜか?

それは、うちの嫁もある瞬間にいきなりキレだすから。。。

筆者の田房さんは、幼少時に母親に厳しすぎるほどの教育を受け続け、自分の意見を言えない大人になってしまった。

何があっても人に合わせる、おとなしい人見知りな大人に成長したんだそうだ。

そんなおとなしい田房さんが、ある日いきなりキレるようになったのは、旦那さんと結婚されてから。

旦那さんはおとなしく温厚でやさしい人なのだが、時折発言する言葉が気に入らなくなり、徐々にキレ始めるようになった。

その後、田房さんの行動はエスカレートし、ついには手をあげるようにまでなったらしい。

外では一切そんなそぶりも見せない大人しい田房さんが、家でだけキレまくる。

・・・まさに我が家の嫁とうり二つなのだ。

キレる嫁

嫁は、とにかく外面がいい。

外では他人を持ち上げて、常に人の機嫌を取ってはおだてまくる。

さらに人に嫌われるような行動を極端に嫌う。

だから人に極端に気を使う。

外ではイヤだ!と断ることができないんだ。

ある時、一緒に池袋の街を歩いていた。

池袋には、ティッシュ配りやビラ配りのお兄ちゃんやらお姉ちゃんがわんさかいる。

1個や2個はいただくが全部もらうと邪魔になるので、いくつかもらえばスルーする。

誰しもそうなんじゃないだろうか?

それを嫁はできない。

せっかく配ろうとしているんだからと、ティッシュ配りのバイトにまで気を使い、すべてのティッシュをもらってしまうんだ。

おそらく嫁をしる知人は、嫁が怒るシーンなんて想像できないんじゃないだろうか?

しかしそれは世を忍ぶ仮の姿

家では、その姿が変貌するのだ

察しろ

あれは、忘れもしない嫁の35回目の誕生日。

その日、娘は保育園時代から仲の良かった友人の家に泊まりにいく約束をしたらしい。

その友人の母親とも仲良くさせてもらっているため、誕生日くらい二人で過ごせば?という配慮だったようだ。

当日、私は仕事だったため、嫁と二人で食事に行く店を取る暇もなかった。

すると、そこに友人の母親からLINEが入った。

今日嫁にサプライズしちゃわない?

作戦としては、友人の母親とその友人の娘、そしてわが娘で予め店を予約して待っているから、あなたはバレないように嫁を連れてきなよ。

で、入った瞬間クラッカーならしてサプライズしよう!という提案だった。

店を探す余裕のなかった私は、その作戦に乗せてもらうことにした。

店の近くで嫁と待ち合わせ、バレないように慎重に嫁を導き、いざテーブルへ。

「ハッピーバースデー!ママおめでとう!」

娘たちが満面の笑顔で嫁を迎えた。

嫁は、突然の演出に驚きそれはそれは嬉しそうな笑顔を浮かべていた。

そして、宴は終わり、娘は予定通り友人の家へ泊りに行った。

友人は、あとは二人で楽しんで!とタクシーに乗って消えていった。

さぁ二次会はどこの店に行こうか?

その辺の店をいくつか回ってみることにした。

1軒目「すみませんラストオーダーです」

2軒目「すみません、あとドリンクだけになっちゃいますけど」

すると次第に嫁の口数が減っていった。

どうする?地元に戻って飲みなおす?

と聞くが、嫁は無言になりだした。

そして、ツカツカと歩を進め、自宅方向へと向かいだした。

最寄りの駅に着き、もう一軒行こうよ!という声掛けも一切無視。

結局一次会で終わり帰宅した。

帰宅後、嫁が怒涛のごとくキレはじめた!

「なんで私の誕生日まで子供と過ごさなきゃいけないの!」

「共働きで実家にも預けられなかったんだから、誕生日くらい子供から解放されたかった!」

「なんで二次会の予約もしてねーんだよ!」

「だいたいそもそも一次会の店だってテメーは探してねーだろ!」

このくだりが、延々と5時間近くも続くことになったのだ。

そんなに悪いことした?

サプライズしようとしただけなのに?

なんでキイてるのかさっぱりわからない私は、とにかく怒りが収まるのをずーっと待ち続けるしかなかった。

嫁の幼少期

嫁の母は、若いころからとにかく激情的な人だったらしい。

あくまでも嫁曰く。

機嫌がわるいとと罵声を浴びせ、時には髪の毛を引っ張って引きずり回すこともあったんだそうだ。

母と父の夫婦仲も悪く、嫁が中学生のころに母が男を作り離婚。

そんな母が嫌いで嫌いで仕方なかったんだそうだ。

確かに田房さんと似たような境遇で育ってきたのかもしれない。

その点は同情しなければいけない。

キレる嫁を治すには?

田房さんは、セラピーに通い心理的なカウンセリングを受けることで、少しずつ症状が改善していったそうだ。

つまりは、自分が不条理にキレるということを認識していたから改善させることができたんだろう。

だが我が家の嫁は、自分がキレる存在だ!ということを認識していないのだ

「なんか私がただキレてるみたいな目で見てるけど、そもそもお前の行動がイケないんだろ!」

とキレることを正当化し、すべて他人に責任を転嫁するんだ。

これでは症状は改善しない。

早くカウンセリングに連れていかないと、キレられるこっちの身が持たない。

もし、あなたの家の嫁もあるとき突然キレるというのであれば、この本は必読かもしれない。

なんとかしないと手遅れになってしまうかも。。。