職種を変えて年収を上げたい
数十年後もできる仕事がしたい
スキルを身に着けたい
漠然とそんな感情を持っている人は、ITエンジニアを目指すべきです。
だってIT業界は、今こんな感じなんですから。
- 年収が高い
- 需要が高い
- 転職市場で引く手あまた
- 60歳過ぎても普通に仕事がある
- 在宅でも稼げる
- 体力はいらない
- キレイなオフィスで働ける
でも、プログラムとかって難しいんでしょ。
アルゴリズムとか何言ってるのかよくわからないし・・・
そんな人は、敷居の高いプログラマではなく、インフラエンジニアを目指せばイイんです。
目次
プログラマが無理ならインフラエンジニアを目指そう
インフラエンジニアって何?
IT業界じゃない人は、インフラエンジニアとかプログラマの区別がつかないと思いますので、簡単に解説しますね。
まず日本で一番有名なWebサイト「Yahoo!Japan」を例にしてみます。
Yahoo!Japanには、様々なコンテンツが用意されていますよね。
有名なヤフオクとか、路線情報検索機能だとか、天気予報とか、災害情報とか、スポーツ情報とか。
これらのコンテンツを作るのは、プログラマのお仕事です。
で、次にYahoo!JapanというWebサイトにたどり着くまでをイメージしてください。
家のスマホからYahoo!Japanのアプリをタップすると、家のWifiルータからプロバイダを通じてインターネット回線に出ていきます。
Yahoo!Japanのコンテンツは、おそらく日本のどこかのデータセンターという大規模な施設の中の、サーバという大規模なコンピュータの中に配置されています。
スマホはインターネットを通じて、そのサーバコンピュータと通信しながら、Yahoo!Japanのサービスを利用します。
ここでは詳細は割愛しますが、Yahoo!Japanを利用するためには、こんなモノが必要になってきます。
- インターネット
- データセンター
- データセンター内ネットワーク
- サーバ
- データベース
- ファイアウォール
- ロードバランサー
- ユーザ認証
- セキュリティソフト
Yahoo!Japanというサービスをスマホで使うには、これだけのインフラが整っていないと利用できないんです。
このインフラを作ったり管理したり運用するのがインフラエンジニアのお仕事です。
インフラエンジニアの仕事の詳細は、こちらをご覧ください。
インフラエンジニアとは?【インフラの仕事を現役プロが教える】インフラエンジニアの方が簡単なの?
プログラマとインフラエンジニアってどっちが簡単なのか?
まずは、こちらのソースコードと呼ばれるプログラムをご覧ください。
package samples.string.html;
public class Tag {
private String tagStr;private String tagName;
private String tagAttribute;
private String tagText;
public Tag(String tagStr, String tagName, String tagAttribute,
String tagText) {
this.tagStr = tagStr;
this.tagName = tagName;
this.tagAttribute = tagAttribute;
this.tagText = tagText;
}@Override
public String toString() {
return “タグ:[” + tagName + “], 属性:[” + tagAttribute + “], テキスト: [”
+ tagText + “]”;
}}
これはJavaというプログラミング言語で書かれたソースコードです。
とてもシンプルな処理のソースなんですが、何書いてるかわかりますか?
プログラマは、まずはプログラミング言語を習得し、こんなソースコードを自在に操らなければ商売になりません。
一方、インフラエンジニアの場合、サーバといってもようはパソコンが大規模になったもの。
Windowsサーバであれば、ご自宅のWindows10と操作感はさほど変わりません。
ネットワークにしたって、ご自宅でWifiルータなどを設定し、簡単なLANを作っている人もいるでしょう。
インフラエンジニアは、複雑なプログラミングを覚えなくても出来る仕事ですので、プログラマよりハードルは低いと考えてもいいんです。
インフラエンジニアって需要あるの?
インフラエンジニアって需要はあるの?プログラマみたいにあまり聞かないんだけど・・・
と、思っている方はご安心ください。
インフラエンジニアの需要は、完全に供給が追い付いていない程高くなっているんです。
先ほどのYahoo!Japanを例に出せば、プログラマとインフラエンジニアの仕事領域はこんな感じで分かれます。
[プログラマ]
- Webコンテンツ
- データベース作成
[インフラエンジニア]
- インターネット
- データセンター
- データセンター内ネットワーク
- サーバ
- データベース
- ファイアウォール
- ロードバランサー
- ユーザ認証
- セキュリティソフト
さすがにこれはちょっと極端な言い方ですが、Yahoo!Japanというサービスを提供するために必要な仕事は、圧倒的にインフラエンジニアの方が多いのです。
大規模なサービスを提供しているベンダーでは、常にインフラエンジニアの人数が足りず、猫の手も借りたいほどインフラエンジニアを欲しています。
この構図はこれから先、数十年も変わることはないでしょう。
インフラエンジニアって誰でもなれるの?
インフラエンジニアって、プログラミングスキルのような特殊技術を身に着ける必要はありません。
中にはプログラマなのに専門のインフラエンジニアよりインフラ周りに詳しい人もいるくらい。
プログラマはインフラエンジニアになれますが、インフラエンジニアはすぐにプログラマにはなれません。
ですので、インフラエンジニアなんて誰にもなれる職業なんです。
ピカタロウ
文系大学卒、元ニート、30歳までパソコンを使った仕事の経験なし。
こんな自分でもインフラエンジニアになれたんですから、誰でもなれますよ。
特に30代近くになった業界未経験者には、インフラエンジニアの方が向いてるかもしれません。
その理由はこちらをご覧ください。
30代未経験者はプログラマよりインフラエンジニアが推奨される理由プログラミングはちょっとハードルが高い。
でも、システムエンジニアになって収入を上げたいという人は、インフラエンジニアを目指しましょう。
5年も続けたら転職市場で無双状態になりますから。