会社員システムエンジニアが在宅ワークしてみて気付いたコト【テレワークの現実】

世間は新型コロナウイルスで完全に自粛ムード。

当然の流れで私たちの仕事も在宅ワーク(テレワーク)を推進する流れになり、週に何度かテレワークするようになりました

テレワークをしてみて感じたこと、コレ必要だなと思ったことをお伝えしてみます。

在宅ワークのリアル

シンクライアント端末は結構固まる

テレワーク用にシンクライアント端末を用意されました。

大手のSIerや官公庁などはすでにシンクラ化が進んでいますので、テレワーク用にシンクライアント端末を作ったわけではないんですが・・・

大手SIerも官公庁もさすがにここまでの人数がテレワークすることを想定して設計してなかったと思うのです

ピカタロウ

以前官公庁案件のシステムを担当してた時期がありますが、テレワーク環境は通常勤務の10分の1くらいの割合で設計してた記憶があります。

つまり社員1000人いたら100人がテレワークするようなイメージ。

それなのに新型コロナウイルスの影響で、一気にテレワークが広がってしまったのでシンクライアント端末は、在宅でつなぐと結構固まります

まぁ、これは仕方のない話で、徐々に増強されるでしょうから解消されるはずです。

コミュニケーションは取りにくい

連絡はチャットとメールになりますが、やっぱりコミュニケーションはちょっと取りにくいです。

  • ちょっと聞きたいコト
  • 口頭で指示したいコト
  • 口頭じゃないと伝わらないコト
  • 緊急の打ち合わせ
  • 面接など

仕事をしていると最低限必要なコミュニケーションがありますので、これらをすべてチャットで補うのは難しいですね。

次第に慣れるのかもしれませんが・・・

自宅は広い方がイイ

テレワークがメインになるなら家は広い方がイイです

できれば自分一人でこもれるようなスペースがあればイイんですが、それほど広い家じゃなく、さらに今子供が休校で家にいるので仕事はしずらいです。

通勤時間を短縮したかったので都心に近い家に住んでいるのですが、テレワークがメインになるなら都心に住む意味はありませんね

テレワーク中心になるようなら引っ越そうかなと考えてます。

ヘッドセットは重要

リモート会議はZoomを利用していますが、やっぱりヘッドセットは大事だなぁと感じます。

【徹底解説】Zoomの使い方【スマホ・Webのリモート会議用ツールの利用法】

スマホで音声だけつなぐということもできるのですが、スマホだとスピーカーになってしまうので、周りに静かにしてもらわなきゃイケなくて・・・

ヘッドセットをして音声が漏れないような環境にした方がリモート会議に集中できます。

リラックス空間がなくなる

自宅は唯一すべてを解放できるリラックスできる場所なんですが、テレワークをして自宅が職場環境になることでその大事な空間を失う感覚にとらわれます

自宅で聞こえるはずがないイヤミ課長の声が聞こえてくると、職場のピリピリ感が自宅に入ってきてしまうんですね。

中には自宅にこもりすぎてウツっぽくなってしまう人も多いみたいです。

自宅でサイドビジネスをするのであれば全く問題ないんですが、会社の仕事を自宅でするというのはあまり良いモノではありません。

運動不足になる

通勤をしないと全く運動しなくなります。

普段週末はジョギングや筋トレなどをしているのですが、毎日の通勤も軽い運動の一部と捉えていましたので、それは一切なくなりますね。

テレワークが続けば続くほど運動不足になる人は増えるはずです。

通勤のストレスが軽減されてよい面もあるのでしょうが・・・

結論

個人的にはテレワークの割合は、多くて6(出勤)対4(在宅)くらいが心地いいかなと感じます。

通勤時間が長い人はもっと多い方がイイのかもしれませんが、精神的なストレスを考慮するとあまり在宅ワークは多くない方がいいのかなと。

コレから社会全体としてテレワークが多くなるのは間違いありません

ただテレワークを実施する側の環境も考慮する必要がありますので、実際に導入する際はテレワークを実施している社員の精神面なども考慮してほしいと思います。